「X-MEN」新シリーズ、全4部作の1作品目!
「ファーストジェネレーション」=「第1世代」。「X-MEN」の誕生のお話。
若かりしプロフェッサーXとマグニートーの過去。マグニートーの部下だったミスティークの謎など。
なぜ2人は対立することになったのか?どのように「X-MEN」が誕生したのか、といったところが描かれています。
とまぁ前置きはこのへんで、いってみよ〜〜。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」概要
監督は「マシュー・ヴォーン」
「キック・アス(2010)」と有名になり、スパイ・アクション映画「キングスマン」シリーズなどを手掛けた監督です。
次作の「X-MEN:フューチャー&パスト」も監督予定だったが、「ブライアン・シンガー」が復帰となり、降板となった。
主演は「ジェームズ・マカヴォイ」
「X-MEN」新シリーズ4部作でチャールズ・エグゼビアを演じ、アンジェリーナ・ジョリー主演の「ウォンテッド(2008)」などにも出演している。
その他キャストには、「マイケル・ファスベンダー」
「X-MEN」新シリーズ4部作でエリック・レーンシャーを演じ、「ジェーン・エア(2011)」や「光をくれた人(2016)」などに出演死ている。
「ローズ・バーン」
「X-MEN」新シリーズ4部作のうち、2作品にモイラ・マクタガートを演じ、ヴィンス・ヴォーン/オーウェン・ウィルソンW主演の「インターンシップ(2013)」などに出演。
「ジェニファー・ローレンス」
「X-MEN」新シリーズ4部作で、レイヴン・ダークホルムを演じ、アカデミー賞作品「ウィンターズ・ボーン(2010)」や「ハンガー・ゲーム(2012)」など数多くのヒット作品に出演している。
「ケビン・ベーコン」
トム・ハンクス主演の「アポロ13(1995)」やSFホラー映画「インビジブル(2000)」で殺人鬼セバスチャン・ケイン役を演じている。その他にも多くの作品に出演。
スタッフ・基本情報
監督 | マシュー・ヴォーン |
脚本 | ザック・ステンツ アシュリー・ミラー ジェーン・ゴールドマン マシュー・ヴォーン |
製作 | グレゴリー・グッドマン サイモン・キンバーグ ローレン・シュラー・ドナー ブライアン・シンガー |
製作国 | アメリカ/イギリス |
日本公開日 | 2011年6月11日 |
上映時間 | 131分 |
ジャンル | アクション/SF |
前作(公開順) | ※1「X-MEN(2000)」 ※1「X-MEN2(2003)」 ※1「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」 ※2「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」 |
次作(公開順) | ※2「ウルヴァリン:SAMURAI(2013)」 ※3「X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)」 ※4「デッドプール (2016)」 ※3「X-MEN:アポカリプス(2016)」 ※2「LOGAN/ローガン(2017)」 ※4「デッドプール2(2018)」 ※3「X-MEN:ダーク・フェニックス(2019)」 ※5「ニュー・ミュータント(2020)」 ※4「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」 |
※2「ウルヴァリンシリーズ」
※3「X-MEN 新シリーズ」
※4「デッドプールシリーズ」
※5「スピンオフ作品」
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」サブスク配信状況 7社
動画配信サービス | 配信状況 |
---|---|
U-NEXT | ✕ |
Hulu | ✕ |
Netflix | ✕ |
Amazonプライムビデオ | ○(レンタル) |
Disney+ | ◯ |
DMM TV | ◯(レンタル) |
【TSUTAYA DISCAS】 | ○ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
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「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」主な登場人物
チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX…ジェームズ・マカヴォイ
イギリス・オックスフォード大学でミュータントの研究をしている。
テレパシーや人の心を読み、操る能力を持つミュータント。
「X-MEN」のリーダーで創設者。エリックとは唯一無二の友だが、意見の食い違いが起こる…。
エリック・レーンシャー /マグニートー…マイケル・ファスベンダー
磁場を作り、金属を操る能力を持つミュータント。
ナチス・ドイツの科学者クラウス・シュミットに、母親を殺された過去を持ち、彼への復讐を決意。
復讐に燃える一方で、シュミットのミュータントに対する考え方には、共感を覚える。
レイヴン・ダークホルム / ミスティーク…ジェニファー・ローレンス
姿形、声まで変身することが出来る、擬態能力を持つミュータント。
幼少期にチャールズに出会って以降、ずっと一緒に過ごしている。
チャールズに恋をしているが振り向いてもらえない。そしてエリックと出会い、考え方が徐々に変わっていく…。
モイラ・マクタガート…ローズ・バーン
CIAのエージェント。ミュータントを目撃し、専門家であるチャールズの元を訪れる。
非能力者だが、「X-MEN」たちと行動をともにする。
チャールズの恋人になる人物。
ヘンリー・ハンク・マッコイ/ビースト…ニコラス・ホルト
青い毛に覆われ、強靭な脚力と怪力を持つミュータント。レイブンに一目惚れしている。
CIAの研究所「デヴィジョンX」の科学者。ミュータントであることは隠しているが、チャールズに見破られる。
ミュータントの見た目を「普通の人」に戻す薬や「X-MEN」の装備など開発を行う。
クラウス・シュミット / セバスチャン・ショウ…ケヴィン・ベーコン
ナチス・ドイツの科学者で、エリックの母親を撃った人物。
あらゆるエネルギーを吸収、蓄積、放出などが出来るミュータント。
米ソの冷戦下、影で暗躍するミュータント集団「ヘルファイア・クラブ」のリーダー。
「X-MEN:ファイナル ディシジョン」あらすじ
3人のミュータント
1944年ナチス・ドイツ占領下のポーランドで、母親と引き離されることになったユダヤ人の少年エリックレーンシャー。
彼は母との別れ際に、強い怒りと悲しみから、金属を操るミュータントに覚醒する。そして兵士に押さえつけられながらも、鉄の門を捻じ曲げてみせた。
これを見た、シュミット博士はエリックを呼び、力を引き出そうとする。しかし能力は出せなかった。
そこでシュミット博士は、彼の母親を連れてきてカウントダウンを始める。カウントまでに力出さなければ、母親を殺すと脅した。
エリックは、力を出そうと試みるが出来ない。そしてカウントは0になり、母親は銃殺された。
エリックは強い怒りと悲しみで、能力を開放し、あらゆる金属動かし暴走する。
一方で、アメリカのニューヨークで裕福な家庭に育ったチャールズ・エグゼビアは、キッチンに普段立たない母親の姿を目撃する。
チャールズは「お前は誰だ!」と追求すると、擬態能力を持つ少女レイヴン・ダークホルムが姿を現した。
青い姿をした彼女に驚きもせず、「僕だけじゃないと思っていた」と声をかけ、レイブンを歓迎する。
大人になった「チャールズ」と「エリック」
3人のミュータントから16年が経った1962年。
エリックはシュミットへの復讐を誓い、行方を探しながら、元ナチスの人間を襲い続ける。
その頃チャールズは、イギリスでレイブンと暮らし、オックスフォード大学でミュータントの突然変異の研究を行っていた。
研究内容をナンパの材料に、バーで女性を口説く。そしてモイラという女性に出会う。
モイラはCIAのエージェントで、自らが目撃した内容について、チャールズに意見を聞きに来ていた。
彼女はラスベガスで、米軍大佐のヘンドリーが、「セバスチャン・ショウ」と名を変えたシュミットとクラブで密会しているのを目撃する。
ショウは、異様の姿をした部下を引き連れ、ヘンドリー大佐に「ソ連に対抗するミサイル配備」をするように脅す。
これらの情報をチャールズに話したモイラ。チャールズは詳しく知るため、モイラの頭の中を読み危険さを察し、協力をする。
「チャールズ」と「エリック」の出会い
チャールズはCIAの本部に招かれ、ミュータントの存在を自らとレイブンの力を見せて証明する。
ほとんどの人間が呆然とし協力を拒否する中、1人のCIA幹部が手を挙げ、「CIA研究所・デヴィジョンX」に招かれた。
研究所にはハンク・マッコイという研究員がいた。彼もまた周りに隠しているが、ミュータントで、チャールズに見破られる。
その後、モイラたちCIAがショウの居場所を突き止め、チャールズたちとともに逮捕に向かった。
また同じ頃、ショウを追っていたエリックも彼の居場所を突き止め、襲撃しに行く。
しかしショウを含む、4人の部下もミュータントで、1人では勝てず、海に落とされてしまう。
復讐に燃えるエリックは、命がけで海の中にある鎖を持ち上げ、ショウたちが乗るクルーザーの進行を妨げる。
これを見ていたチャールズは、エリック身を心配して彼を止めに入り、海から引き上げた。
こうして2人のミュータントが出会うこととなる。
「ミュータントの仲間集め」と「ショウの陰謀」
ともに戦うことになったチャールズとエリックは、ショウに対抗するため仲間集めを始める。
その際ハンクが開発した、テレパシー能力を増幅することが出来る「セレブロ」を使い、効率的にミュータントを探すことが出来た。
2人は直接ミュータントに会いに行き、仲間になるよスカウトしていく。※ヒュー・ジャックマン演じる「ローガン」が一瞬出ます。
そして「アレックス・サマーズ」「ショーン・キャシディ」「アーマンド・ムニョス」「エンジェル・サルバドーレ」、4人のミュータントのスカウトに成功し「デヴィジョンX」へと招いた。
彼らは「同じミュータント」としてすぐに打ち解けていく。
しかしチャールズとエリックが別件で外出中、ショウたちが「デヴィジョンX」を襲撃。
逆にショウが彼らを勧誘し始める。その中で「エンジェル・サルバドーレ」が彼らに寝返り、「アーマンド・ムニョス」が止めに入るが、ショウに返り討ちにあい死んでしまう。
残ったミュータントたちは、エリックも含め、戦いのため、能力コントロールの特訓し始める。
そしてショウが企む「キューバへのミサイル配備=第3次世界大戦」を阻止するため、団結していく…。
続き、本編が気になる方は【TSUTAYA DISCAS】もしくは、【Disney+】で視聴可能です!!
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」感想
以降、ややネタバレを含む感想になります。
エリックの人生が壮絶すぎて…。こんな過去があったら、人格曲がるよ。
チャールズがまじで「チャラ男」。スキンヘッドのときとぜんぜん違うじゃん(笑)。
オリジナルシリーズだと接触なかったし、エリックの部下だったから、ミスティークがチャールズと一緒だったのも驚いた。
しかしもミスティークは、チャールズに恋しているという…。
にしてもすごく引き込まれる作品。
「X-MEN」のオリジナルを観ているから、「ここはこういうことだったのか」「これが繋がるのか」みたいな感情がすごく出て面白い!
とまぁここからは「見どころ感想」2つ紹介していきます!
復讐に燃える「エリック・レーンシャー」
エリック役の「マイケル・ファスベンダー」での表情・演技・アクションがかっこいい!
1944年のナチス・ドイツ占領下のポーランド。
少年のエリック・レーンシャーは、ナチス軍によって母親と切り離され、しまいには能力を見るためだけに、母親を殺害されてしまう。
彼は母親を撃った人物、科学者のクラウス・シュミットへの復讐を誓う。
その後大人になったエリックはシュミットの行方を探しながら、元ナチス党員である人物を次々に襲撃。
エリックの前では、銃やナイフは無意味でやられるがままとなる…。
超序盤だけどかっこいい!
マイケル・ファスベンダーの表情の作りがまじでいい。なんか常に悲しそうな表情の中に、怒りが入ってる感じ。
あとはアクション。でかいアクションは少ないけど、エリックの接近戦が観れるのがよかった。ナイフを使ったシーンとか、シンプルだけどかっこいい!
スカウトした「ミュータントの特訓」
特訓はワクワクするし、面白い!
セバスチャン・ショウが、「デヴィジョンX」を襲撃したあと、チャールズ主導のもと特訓が開始される。
胸部から赤い光線を発射することが出来るミュータントの「アレックス・サマーズ」は、地下施設を使い、狙った的に攻撃を与える特訓。
破壊力が抜群だが、コントロールが全く出来ず、広範囲に光線を当ててしまうのが難点だった。
そこでハンクが開発したエネルギーを制御する服を身に着ける。的の両サイドにチャールズとハンクが体を張って立ち、極限状態を作る。
アレックスは見事に真ん中の的だけを撃ち抜くことに成功する。
口から高音波を発生することが出来るミュータントの「ショーン・キャシディ」は、空を飛ぶ特訓。
高音波を地面に放ち、その反動で浮くことを試みる。
生身で窓から飛んでみるものの、即座に落下。失敗に終わる。
そこで再びハンクが開発したフライングスーツを身に着ける。ムササビみたいなやつ。
しかし前回の失敗と、今回試す場所は落ちたら即死の高所。さらにハンクの開発が信用できない。
すると躊躇うショーンに見かねたエリックは、彼を突き落とす。ショーンは死の恐怖から能力を開放し、空を飛行することに成功する。
エリックは、巨大なアンテナを動かすようチャールズは指示をする。
今まで「怒り」に任せ、力を引き出すことが多かったエリックは、無の状態では力を出せずにいた。
そこでチャールズはエリックの頭を読み「痛みや怒りだけじゃない明るい記憶を出せたとき強い力を出せる」とアドバイスをする。
するとエリックは、涙ながら明るい記憶を探し出し、巨大なアンテナを動かすことに成功する。
ラストは、ミスティーク。彼女は人間とミュータントの間にいるような状態。
完全にミュータントになりきれていなかった。
そこで彼女だけは、エリックの助言をする。「人でいることに意識を集中させているから他が疎かになる」。
この言葉で彼女は「ミュータント」であることに誇りを持てるようになる。
チャールズの「先生」としての「才能」は、ここから始まっている!
人の心を読めるチャールズは、教えるのが本当にうまい。自信をもたせたり、悩みを即座に察する。
指導者向きだなと思った(笑)。
ミスティークの指導をエリックが行うのも、後のストーリーに繋がる感じがとてもいい。
ただの特訓だけど、すごく観ていておもしろかった!
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」まとめ
「☆4/☆5」。オリジナルシリーズよりも好き!キャストもグッド!
X-MEN:ファースト・ジェネレーションでわかること
- チャールズとエリックの出会いと対立
- X-MEN(第1世代)の誕生
- セレブロの初期型
- ミスティークの動向
- チャールズが車椅子なった理由
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