キャラクターそれぞれが「選択」を迫られる…!!
今作「ダークナイト」は、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト トリロジー」シリーズ3部作の2作品目にあたる。
悪のカリスマ「ジョーカー」の登場作であり、バットマンを苦しめる強敵。
ジョーカーが繰り出す心理戦に、あなたも目が離せない…。
また今は亡き、ジョーカー役のヒース・レジャーの、映画界に名を残し、アカデミー賞助演男優賞を獲得した怪演にも注目!!
とまぁ前置きはこのへんで、いってみよ〜〜。
「ダークナイト」スタッフ・キャスト
スタッフ
監督、脚本は「クリストファー・ノーラン」
バットマン「ダークナイト トリロジー」シリーズ3部作全てで監督を務める。そのほか、ゲキムズの映画を製作することで有名ですが、代表作は「メメント(2000)」や「インセプション(2010)」、「インターステラー(2014)」など。
1回の視聴では理解しきれない印象を持ってます(笑)。
もうひとりの脚本には「ジョナサン・ノーラン」
監督のクリストファー・ノーランの実の弟さん。
主に、お兄さんの監督作品で脚本を務め、今作の続編「ダークナイト ライジング(2012)」や「プレステージ(2006)」、「インターステラー(2014)」などで脚本を務めている。
キャスト
主演は「クリスチャン・ベール」
「ダークナイト トリロジー」シリーズ3部作全てでバットマンを演じている。
「連続活劇」のバットマンを含めると、歴代7代目のバットマンとなる。
そのほか「ターミネーター4(2009)」や「アメリカン・ハッスル(2013)」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015)」などに出演している。
その他の出演者
「ヒース・レジャー」
28歳の若さでこの世を去った名優。今作で究極の悪「ジョーカー」を演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞。
代表作は、「ROCK YOU!(2001)」や「ブロークバック・マウンテン(2005)」など。
「アーロン・エッカート」
今作で、新任の地方検事ハービー・デント役を演じている。
そのほか「サンキュー・スモーキング(2006)」や「ラビット・ホール(2010)」、「ハドソン川の奇跡(2016)」などに出演している。
「マギー・ジレンホール」
「バットマン ビギンズ(2005)」でレイチェル・ドーズを演じた、ケイティ・ホームズの降板により同役に起用された。
代表作は、「クレイジー・ハート(2009)」や「ホワイトハウス・ダウン(2013)」など。
「マイケル・ケイン」
今作で、ブルースの執事役アルフレッドを演じる。
クリストファー・ノーラン作品に多く出演していて、今作「バットマン ビギンズ」以降、ノーランの作品「インセプション(2010)」「インターステラー(2014)」など、8作連続で出演している。
「モーガン・フリーマン」
今作で、ウェイン産業の元役員・ルーシャス・フォックス役を演じる。
そのほか「ショーシャンクの空に(1994)」や「セブン(1995)」、「最高の人生の見つけ方(2007)」など多くのヒット作品に出演。
「ゲイリー・オールドマン」
今作で、誠実な警察官・ジム・ゴードン役を演じる。
そのほか「レオン(1994)」や「ハンニバル(2001)」、「ハリー・ポッター」シリーズなど、悪役から善人者まで幅広く演じている。
スタッフ・基本情報
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン |
製作 | クリストファー・ノーラン チャールズ・ローヴェン エマ・トーマス |
製作国 | アメリカ/イギリス |
日本公開日 | 2008年8月9日 |
上映時間 | 152分 |
ジャンル | アクション/クライム |
前作 | 「バットマン ビギンズ(2005)」 |
次作 | 「ダークナイト ライジング(2012)」 |
「ダークナイト」サブスク配信状況 7社
動画配信サービス | 配信状況 |
---|---|
U-NEXT | ◯ |
Hulu | ◯ |
Netflix | ✕ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
Disney+ | ✕ |
DMM TV | ✕ |
【TSUTAYA DISCAS】 | ○ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
「ダークナイト トリロジー」シリーズをイッキ見するなら?
動画配信サービスのサブスクは便利だけど、「サービスが多すぎて、どれがいいか分からん!」という悩みがありますよね。
ちょっと調べただけでも「20社比較」とかが出てきます。
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「ダークナイト」主な登場人物
ブルース・ウェイン / バットマン…クリスチャン・ベール
ゴッサム・シティの富豪、ウェイン産業を経営する故人/トーマス・ウェインの息子。
巨大な資金力、パワーを用いて、「夜の守護者」バットマンとして、体をボロボロにしながら、街の悪と戦っている。
そんなゴッサム・シティに悪のカリスマ「ジョーカー」が現れる。
ジョーカーは心理戦に長け、その存在により、事件がかき回される。
真のヒーローとはなにかを、悩み続ける。
レイチェル・ドーズ…ケイティ・ホームズ
ブルース・ウェインとは幼馴染。ゴッサム・シティの検事。
正義感が非常に強く、悪を許さない。
ハービー・デントと交際している。
ジョーカーを目の前にしても、臆さず攻撃するなど、かなり気が強い。
しかし彼のゲーム(心理戦)に巻き込まれてしまう…。
ジョーカー…ヒース・レジャー
悪のカリスマ。ピエロの化粧をしている。警察のデータベースに何も情報がない謎に包まれた人物。
行動全てに意味を持ち、心理操作に長けていて、計画的な犯行を繰り返す知能犯。
殺人に対して全くの抵抗がなく、殺す相手を見向きもしないで殺害する。
バットマンの正体を暴こうとするが、考えを改めていく…。
ハービー・デント/トゥーフェイス…アーロン・エッカート
ゴッサム・シティの新任検事。レイチェル・ドーズと交際している。コイントスで運命を決める事がある。
犯罪者と戦う勇姿を認められ、市民からはヒーローと呼ばれる。
さらに「影のヒーロー」バットマンからも「陽ヒーロー」の存在として期待されている。
しかしジョーカーにそそのかされ、「重力のように」闇の世界へと…。
「ダークナイト」あらすじ
以降、ややネタバレを含む感想になります。
ジョーカーの「登場」とバットマンの「引退」
正体不明の「ジョーカー」という人物に雇われた、ピエロの面をする男たちが、ゴッサム・シティの銀行を襲った。
ジョーカーの計画通り、犯行を進めていく彼らだったが、さらに個人個人にも計画が言い渡されていた。
それは「役目を終えた人物の殺害」。目的は1人1人の取り分を増やすため。
次々に犯人同士で殺し合いが始まる。最終的に1人の人物だけが残った。
ピエロの面を外すと、その人物こそがジョーカーだった…。
一方で、ゴッサム市警のゴードン警部補は、バットマンと協力し犯罪組織と戦っていた。
そこへ新たに新任検事のハービー・デントが加わることになる。
バットマンの表の顔ブルース・ウェインは、彼の話を聞き、悪と戦う姿勢や意志の強さを感じ、支援を申し出た。
そしてブルースは、彼こそがゴッサム・シティに必要な「真のヒーロー」と感じ、バットマンの引退を示唆する。
追い詰められる「バットマン」
ジョーカーによる現行強盗が行われ、その金の持ち主は、マフィアがマネー・ローンダリングで得た金だった。
マフィアたちが集会を開き、警察にバレてしまった金について作戦を練る。
そしてそこへ、警察にバレるきっかけを作ったジョーカーが姿を現す。
ジョーカーは彼らに犯罪ができなくなった原因を作った「バットマンの殺害」を提案し、報酬は資金の半分を要求。
マフィアたちはこれを拒否し、ジョーカーに「懸賞金」をかける。
しかし結果はジョーカーが上手だった。
さらにマフィアの情報手にする会計士の男も逮捕され、マフィアたちはジョーカーの要求をのむことになる。
ジョーカーは、バットマンを手っ取り早く見つけ出すために、彼の関係者を次々に標的にしていった。
「バットマンはマスクを脱ぎ、正体を見せろ。それまで市民を殺し続ける」
といった内容の動画も公開した。
さらに次の標的を意味する「ローブ市警本部長」「サリロ判事」「ハービー検事」のDNAが付着したカードが残さすなど大胆な行動をとっていく…。
「ジョーカー」のゲームは始まったばかり。彼の人の心理を読んだ「遊び(犯罪)」はこれからさらに激化していくことになる…。
「本編が気になる方」は、「Hulu」でフル視聴が可能です!!
「ダークナイト」感想
バットマンは、ジョーカーには勝てない…!!
ジョーカーの天才っぷりが全面に出た作品で、ヒーローが結果的に「負ける」展開が新鮮だった。
今はなき「ヒース・レジャー」の怪演は見事。
ジョーカーの「ちょっと先が読めるだけ」ってセリフがすべてを物語っている気がした。
先が読めるから見せられる「余裕」とか、人の心理を理解し、利用した「計画の大胆さ」で物語をずっと引っ掻き回す。
そこから来る「恐怖」っていうのが、ジョーカーと言う人物の魅力でもあり、怖さなのかなと思った。
昔ブラッド・ピット主演の「セブン」って作品があったけど、ジョーカーはその犯人に近い気がする。
相手が「どう行動するか?」「誰を守ろうとするのか?」「怒りの引き金は?」といったあたりを把握しきっている。
精神科医とかになったらめちゃくちゃ優秀なんだろうな(笑)。
またもう1つ印象に残ったのが、人の闇落ちに対するジョーカーのセリフ「重力みたいなもん。落としたければ、ちょっと押せばいい」。
闇落ちというのが、めちゃくちゃリアルだった。
今作で登場したハービー・デントは、ある人物の「死」で怒りを爆発させる。
その後ジョーカーにそそのかされ、深い闇へと落ちていく。
これはどんな人でも起こりうることだと思った。
大切な人、ものを奪われた人の心理はもろく、すぐに折れてしまう。
またそれを失いそうになる状況に追い込むだけでも、人のうちに隠されたものが徐々に現れる。
クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト トリロジー」の魅力っていうのは、そういった部分ががあるのかなと思いました。
誰でも救える「スーパーヒーロー」ではないんですよね。「ヒューマンドラマ」と言ってもいいと思う!
「ダークナイト」まとめ
「☆4.5/☆5」。おもしろいけど、僕みたいなバカにはむずい(笑)。頭がもっと良くなりたいと思った。
でも考察系のサイトや動画を観ると「100倍」楽しめる作品だと思いました。
おすすめの考察動画をのせておきます!
そもそもスーパーヒーローとは?
「アメリカのヒーロー」と「日本のヒーローの違い」を解説した動画
「ダークナイト」を解説した動画
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