【映画「ジョーカー (2019)」どのサブスクで観られる?】あらすじ・感想・まとめ

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JOKER クライム

バットマンの「強敵ヴィラン・ジョーカー」の誕生…!!

今作は、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト(2008)」やティム・バートン監督の「バットマン」で、かなりの存在感を放った「ジョーカー」に特化した作品。
ただし物語自体は、繋がっていなくて、完全に独立した「ジョーカーだけ」の映画になっています。

「心優しきアーサー・フレックが、ジョーカーに至るまで、どのように闇へ落ちていったのかを描く。」

「R+15指定」映画で初めて、興行収入が「10億ドル」を突破しました。
これは「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」が公開されるまで、トップを走る成績です。
「デッドプール&ウルヴァリン」に興行収入は越されたものの、2024年10月にシリーズの新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」が公開されるため、再びトップになる可能性が期待されています!

この記事でわかること
  • 「ジョーカー」サブスクの配信状況(7社)
  • 「ジョーカー」あらすじ・見どころ感想
  • 「ジョーカー」シリーズの新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の予告動画

とまぁ前置きはこのへんで、いってみよ〜〜

「ジョーカー」スタッフ・キャスト

スタッフ

監督、脚本は「トッド・フィリップス」
最新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024)」でも監督、脚本を務める。
そのほか、「ハングオーバー(2009〜)」シリーズや「デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010)」などで監督を務める。脚本を兼業することが多い。

もうひとりの脚本に「スコット・シルヴァー」
最新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024)」でも脚本を務める。
そのほか「8 Mile(2002)」や「ザ・ファイター(2010)」などで脚本を務める。

キャスト

主演は「ホアキン・フェニックス」
最新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024)」でも主演を務める。
そのほか「グラディエーター(2000)」や「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005)」、「ビューティフル・デイ(2017)」などに出演。

「ロバート・デ・ニーロ」
今作で人気トーク番組の司会者マレー・フランクリン役を演じる。
そのほか「ゴッドファーザー PART II(1974)」や「レイジング・ブル(1980)」、「マイ・インターン(2015)」などに出演。アカデミー賞2回、ゴールデングローブ賞1回、その他、賞へのノミネート多数。

「ザジー・ビーツ」
今作で、主人公の隣に住むシングルマザー、ソフィー・デュモンド役を演じる。
そのほか「デッドプール2(2018)」「ブレット・トレイン(2022)」などに出演。

スタッフ・基本情報

監督トッド・フィリップス
脚本トッド・フィリップス
スコット・シルヴァー
製作トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
エマ・ティリンガー・コスコフ
製作国アメリカ
日本公開日2019年10月4日
上映時間122分
ジャンルクライム/ドラマ
次作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024)」

「ジョーカー」サブスク配信状況 7社

動画配信サービス配信状況
U-NEXT
Hulu
Netflix
Amazonプライムビデオ
Disney+
DMM TV
【TSUTAYA DISCAS】(宅配レンタル)
2024年10月現在

配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!

「ジョーカー」主な登場人物

アーサー・フレック / ジョーカー…ホアキン・フェニックス

介護が必要な母と2人暮らし。意思とは関係なく、突発的に笑い出してしまう病気を患っている。

普段は道化師ピエロの格好をして生活費を稼ぐが貧困に苦しむ。
夢は「コメディアン」。マレー・フランクリンに憧れを持っている。
彼が司会を務めるトーク番組「マレー・フランクリン・ショー」に出演する自分を妄想している。

心優しき人物だが、街の治安が悪く、若い人に絡まれたり、突然笑い出す病気が原因で、白い目で見られることが多くあった。
さらに裏切りや、ある事件を起こしたことをきっかけに、徐々に「闇」の世界へと進んでいってしまう…。

ペニー・フレック…フランセス・コンロイ

アーサー・フレックの母。認知症を患い、アーサーの介護が必要。

過去にゴッサム・シティの富豪、トーマス・ウェインのもとでメイドをしていた。
トーマスが自分らのような貧困層を助けてくれると信じている。

アーサーに過去の秘密を隠しており、彼の歯車を狂わせるきっかけにもなる。

マレー・フランクリン…ロバート・デ・ニーロ

アーサー・フレックが尊敬する人物。トーク番組の「マレー・フランクリン・ショー」の司会者。
彼は、相手を少し小馬鹿にした言い回しで、人気を博していた。

ある日、アーサーのネタを見たマレーは、彼に許可なく、いつも通り茶化して番組を放送。さらに番組へのゲスト出演も依頼する。
アーサーを「ジョーカー」と呼んだ人物。

トーマス・ウェイン…ブレット・カレン

ゴッサム・シティの大富豪。息子はブルース・ウェイン(バットマンとなる人物)。

市長選にも立候補するが、貧困層から大バッシングを受ける。
地下鉄でトーマスの経営する会社の社員が3人殺害される事件が発生。その時の彼の発言が、さらに貧困層への煽りとなる。

「ジョーカー」あらすじ

以降、ややネタバレを含む感想になります。

心優しきアーサー・フレックの「罪」

心優しきアーサー・フレックの「罪」

経済崩壊で貧富の差が広がるゴッサム・シティに住む、アーサー・フレックは、道化師ピエロの姿をして、生計を立てていた。
ある日、閉店の決まった店で、セールの看板を掲げ、客集めをしていた。
しかし数人の若者がアーサーをからかい、看板を盗んで逃走する。
アーサーが追いかけると、待ち伏せしていた若者たちによって暴行を受け、看板を破壊された。

幸い命に別状はなく、同僚たちも心配、同情をし、1人は護身用として「拳銃」をプレゼントしてくれた。
しかし上司は怒っており、「君はいい奴」と前置きして、仕事の放棄、看板の破損を責められる。

生活は苦しいアーサは、認知症を患う母ペニーと2人暮らしをしていた。
ペニーは30年以上前にメイドとして仕えていた「トーマス・ウェイン」へ救いの手紙を何通も送っていた。
しかし返事は全く帰ってこない。
ボロボロのアパートで暮らすなか、心の癒やしは隣に住むシングルマザーのソフィー・デュモンドの存在だった。
アーサーは、この彼女に好意を抱き、ストーカーをし、投目に眺めていた…。

その後もピエロとして活動を続けるアーサは、小児病棟で仕事をしていた。
子どもたちは喜び、元気を与える。
しかしダンスの最中に同僚からもらった「拳銃」を落としてしまう大失敗をする。
上司から「クビ」が宣告され絶望に落とされる。

帰り道、さらなる事件がアーサーを襲う。
アーサーが地下鉄に乗っていると、3人の男性が女性にナンパをしていた。
嫌がる女性を横目に見ていたアーサーだったが、病気の症状が出て、笑いだしてしまう。
3人の男は、アーサーに近づき、暴行を加えた。
アーサーはなんとか抵抗するため、拳銃を取り出す。その瞬間、反発的に拳銃を撃ってしまった。
1人に命中し、止まらなくなったアーサーは、その後2人も射殺。我に返った彼は、現場から急いで逃げ出した…。

ここから徐々にアーサーの「人生の歯車」が狂い始める…。

続き、本編が気になる方は「Amazonプライムビデオ」でフル視聴可能!

「ジョーカー」感想

「迫害・いじめ」を受けた人の「闇落ち」を見事に描いた作品!!
「生きる環境」「育った環境」「付き合う人間」の重要性がすごくわかる。
正直自分が彼と同じ立場なら、狂っていた。と言うか、命を断つことも考えたと思う。
もちろんアーサーも、「自殺」というのを考えていたとは思うけど、「街の治安」が悪く、彼以上ではないけど、彼に「似た人」が多かった。そして犯した罪をきっかけに、似た者同士を煽る形となって、彼らを寄せ付けてしまった
その結果、「悪の道」から抜け出せなくなる。
本当にストーリが見事だし、「誰にでも起こり得ること」だと思った。

そして何よりも、ホアキン・フェニックスの演技だよね(吹替の平田広明さんもすごい)。
笑いながら「喜怒哀楽」の表現はやばすぎる。
もう序盤から中盤まで、アーサーっていう男に同情してしまう。
本当にきつい。ノートに日記を書くシーンがあるけど、その言葉がかなり切ない。
「”心の病を持つ者にとって最悪なのは…”、世間の目。心の病は嘘。普通でいなさい。」
年代も1980年代っていうのも絡んできて、世間の理解が少ないなかで、必死に生きる。

でも崩れていくんだよね…。
自分を受け入れてくれるところ、承認欲求を満たせるのが、夢であったコメディアンではなく、「悪」
迫害・いじめを受ける側から、加える側となって、ある意味アーサーにとって人生が好転する。
とにかく考えさせられる映画でしたね。

そしてラストシーンがかなり重要!!
犯罪者「ジョーカー」になって、心理カウンセリングを受けているシーンで「ジョークを思いついた」と彼が話す。
同時にトーマス・ウェインと奥さんが殺害され、息子のブルース・ウェインが立っているシーンが映される。
この「ジョーク」とは、ジョーカーにとって「面白い話」
それは「ジョーカーと対立してくれる存在(正義)がいること」「遊び相手をしてくれる人物の出現」。
つまり「バットマンがジョーカーの妄想上の人物であった」ということが考えられる。
ヤバすぎ。まぁいろいろこのシーンは賛否があるっぽいけどね(笑)。

とりあえず衝撃的な映画でした。続編も超気になる。
2024年10月にホアキン・フェニックス主演「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」が公開されます!

「ジョーカー」まとめ

「☆5/☆5」。☆5だけど、賛否はあると思う。
アーサーレベルで、迫害やいじめを経験した人はそこまでいないと思うけど、「誰でもあり得る」事が怖い。
彼の場合は、畳み掛けるように「災難」が続いたけど、正直「災難」1つで、「失うものはなにもない」と感じる可能性がある。そもそも犯罪のほとんどがそんな感じだと思うし、人間ってそんなに強くないなと思いました。

「死ぬまでに観てほしい作品」の1つです。
本編は「Amazonプライムビデオ」でフル視聴可能!

「ジョーカー」こんな人におすすめ!
  • ヒューマンドラマが好きな方!
  • クライム系が好きな方!
  • 深く考えさせられる映画が好きな方!
  • 殺し描写に抵抗がない方!

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