【映画】「LOGAN/ローガン(2017)」あらすじ・感想・サブスク配信状況7社

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LOGAN/ローガン SF

全3部作「ウルヴァリン」シリーズの完結作品!全14作品(新作含)「X-MEN」シリーズの10作品目!

「X-MEN:フューチャー&パスト(2014)」で時代改変されたあとの「未来の世界」を描く。

ミュータントの大半が死に、長い戦いで疲弊し切っている「ローガン」の体に異変が表れる…。

とまぁ前置きはここらへんで、いってみよ〜〜

「LOGAN/ローガン」キャスト・スタッフ

スタッフ

監督は「ジェームズ・マンゴールド」

前作「ウルヴァリン:SAMURAI(2013)」に続き、ジェームズ・マンゴールドがメガホンを取る。

代表作は、どんでん返し映画の「アイデンティティ(2003)」やトム・クルーズ主演「ナイト&デイ(2010)」、ハリソン・フォード主演「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)」など

脚本「マイケル・グリーン」

代表作は、「オリエント急行殺人事件(2017)」と、続編にあたる「ナイル殺人事件(2022)」。そしてライアン・レイノルズ主演で大ゴケした「グリーン・ランタン(2011)」など。

「スコット・フランク」

代表作は、日本のホラー映画「リング(1998)」のリメイク作品「ザ・リング(2002)」やスティーヴン・スピルバーグ監督作品「マイノリティ・リポート(2002)」など

「ジェームズ・マンゴールド」

監督と兼業。

キャスト

主演「ヒュー・ジャックマン」

「X-MEN」シリーズでウルヴァリン役を演じるほか、「レ・ミゼラブル(2012)」や「グレイテスト・ショーマン(2017)」などで主演を務める。ハリウッド作品多数。

出演者「パトリック・スチュワート」

「X-MEN」シリーズでチャールズ・エグゼビア役を演じるほか、「スタートレック」シリーズや声の出演などで多数活躍している。

「ダフネ・キーン」

今作が映画デビュー。物語のキーマン「ローラ・キニー」に大抜擢される。最近では、「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」に同役で出演し話題になった。

「ボイド・ホルブルック」

今作で、ローラを追う謎の組織の部隊長「ドナルド・ピアース」を演じるほか、「ザ・プレデター(2018)」で主演を務め、ハリソン・フォード主演の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)」などにも出演。

スタッフ・基本情報

監督ジェームズ・マンゴールド
脚本マイケル・グリーン
スコット・フランク
ジェームズ・マンゴールド
製作ハッチ・パーカー
サイモン・キンバーグ
ローレン・シュラー・ドナー
製作国アメリカ
日本公開日2017年6月1日
上映時間137分
ジャンルアクション/SF
前作(公開順)※1「X-MEN(2000)」
※1「X-MEN2(2003)」
※1「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」
※2「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」
※3「X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011)」
※2「ウルヴァリン:SAMURAI(2013)」
※3「X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)」
※4「デッドプール (2016)」
※3「X-MEN:アポカリプス(2016)」
次作(公開順)※4「デッドプール2(2018)」
※3「X-MEN:ダーク・フェニックス(2019)」
※5「ニュー・ミュータント(2020)」
※4「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」
※1「X-MEN オリジナルシリーズ3部作」
※2「ウルヴァリンシリーズ3部作」
※3「X-MEN 新シリーズ4部作」
※4「デッドプールシリーズ3部作」
※5「スピンオフ作品」

「LOGAN/ローガン」サブスク配信状況 7社

動画配信サービス配信状況
U-NEXT
Hulu
Netflix
Amazonプライムビデオ○(レンタル)
Disney+
DMM TV◯(レンタル)
【TSUTAYA DISCAS】
2024年9月現在

配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!

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「LOGAN/ローガン」主な登場人物

ローガン/ウルヴァリン…ヒュー・ジャックマン

治癒能力・不死の力を持ったミュータントだが、アダマンチウムの後遺症が現れ始めている。「ウルヴァリンの名」は捨てた。

ミュータントの仲間は死に、長い戦いにより、疲弊しきっている。

リムジンの運転手をし、生計を立て、アルツハイマー病を患うチャールズ・エグゼビアの看病をしている。

チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX…パトリック・スチュワート

「恵まれし子らの学園」と「X-MEN」の創設者。強力なテレパシー能力を有する。

しかし現在は、アルツハイマー病を患い、「制御不能な、生きた大量破壊兵器」として人類に追われる身となっている。

薬が切れてしまうと、能力の暴走を引き起こす。

ローラ / X-23…ダフネ・キーン

ジェームズ・ハウレット(ローガンの本名)の遺伝子で作られたクローンミュータント。

ローガン同様に治癒能力と両手拳から2本づつ爪が生え、足の先からも1本づつ爪が生える。アダマンチウムも注入されている。

兵器として作られたが子どもたちに「自我」が芽生え、失敗作と判定され処分されるところを、研究が行われていた場所の看護師に救出される。

ドナルド・ピアース…ボイド・ホルブルック

ミュータント兵器として失敗作となったローラと、彼女を逃がしたガブリエルを追う、捜索部隊のリーダー。

片腕がサイボーグに改造されている。

X-24…ヒュー・ジャックマン

ジェームズ・ハウレット(ローガンの本名)の遺伝子で作られたクローンミュータント。

ミュータント兵器の成功例で、能力はローガンの全盛期のような状態。

ただし人間性はなく、破壊のみに能力が全振りされている。

「ウルヴァリン:SAMURAI」あらすじ

以降、ネタバレを含む「あらすじ」「感想」になります。

ローガンの「能力衰退」

西暦2029年。ミュータントの数は減り、絶滅の危機に瀕していた…。

かつて、治癒能力と不老不死の体で戦い続けたローガンは、骨格に注入された「アダマンチウム」の毒素化により、体が蝕まれていた。

治癒能力には限りが見え、完全に治らなくなっており、メキシコ人ギャングに苦戦する始末。

そんな彼はリムジンの運転手をし、生計を立て「X-MEN」の創設者であるチャールズ・エグゼビア、ミュータントの生き残りであるキャリバンとともに、メキシコ国境付近の廃工場で生活している。

チャールズは、「ミュータントと交信した」と言うが、ローガンは聞く耳を持たない。

その理由は、チャールズはアルツハイマー病を患い、能力の制御ができず、ローガンたちの介護が必須となっているからだ…。

さらに彼は、薬が切れると能力の暴走を起こすため、人類から「大量破壊兵器」と言われ、要注意人物扱いされている。

少女・ローラとの出会い

ある日、リムジンの待機をしていると、ガブリエルと言う女性から助けを求められる。「ウルヴァリン!助けられるのはあなただけ」と。しかしローガンは、「ウルヴァリン」と言う名に嫌気が指し、その場を去った。

その後仕事の予約が入り、依頼のあったモーテルに向かうと再びガブリエルの姿があった。

彼女は、娘をアメリカ・ノースダコタ州にある「エデン」に届けてほしいという依頼をする。報酬は「計5万ドル」。

ローガンは、「メキシコ国境付近」から「カナダ国境付近」までの、アメリカ縦断を躊躇いながらも、5万ドルと言う報酬に惹かれ依頼を引き受ける。

廃工場に戻ったローガンは、チャールズたちに仕事で、数日空けることを伝え、ローラの迎えに行く。

しかし、モーテルに着くとガブリエルが何者かに殺害されたあとで、ローラも行方が分からなかった。ローガンは殺害現場にあったスマートフォンを手に現場を離れた。

廃工場に戻ると、ローラとガブリエルを追っていた「ドナルド・ピアース」率いる捜索部隊が現れる。

ピアースは、「ローラを引き渡せ」と要求する。さらにチャールズの存在もチラつかせ、ローガンを脅迫する。

ローガンはローラの行方を知らなかったが、実はローラはトランクに忍び込んでいた。

そしてローラは、ピアースを気絶させる。

チャールズは彼女をみると「新しいミュータント」と言い、廃工場に招き入れた。

その後、キャリバンが気絶したピアースを離れた場所に捨てに行く。しかし寸前で彼が目を覚まし、逆にキャリバンが捕まってしまった。

ピアースは、援軍を呼び、再び廃工場を襲撃に行く。

ピアースの部隊は、ローラに近づいていくが、彼女はローガンに似た爪を出し、あっという間に部隊を壊滅状態にしてしまう。

これを見たローガンは、チャールズを車に乗せ、ローラも救出し、逃走を図った。

そしてチャールズと、自分に似た能力を持つ、謎の少女・ローラとの逃走劇が始まる…。

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「LOGAN/ローガン」感想

「脱ヒーロー映画」って感じ!

今作は「R15指定映画」となって、シリーズを通しても過激な演出が施されています。

この「R15指定」にする意図として、「ローガンの弱体化」を表現しやすいのかなと感じました。決して「デッドプール」に対抗したわけではない(笑)。

さらに人間ドラマをかなり重視していて、今までの子供向けの「ヒーロー」よりかは、大人向けの作品になっていると思います。

「ウルヴァリン/ローガンの集大成」ということで、素晴らしい出来になっていると感じました。

もともと人間臭いローガンが、ラストはどうなるのかなとすごく考えながら、楽しんで観られました!

とまぁここからはその中でも「見どころ感想」1つ紹介していきます!

ローガンの「子育て」と「介護」

「X-MEN」の華やかさがほとんど無い!

チャールズはローガンにとって自分を理解している、父親も同然

そんな彼がアルツハイマー病を患い、リムジンの運転手として、必死に薬代を稼ぐ日々。

チャールズは薬が切れると、テレパシー能力が暴走し、周りにとてつもない被害をもたらすため、ローガンは命がけで注射をする。

長きに渡り、戦闘を繰り返してきた戦士とは思えない姿となる。

その後チャールズは、ローガンの遺伝子で作られたミュータント兵器X-24によって、殺害されてしまう。

悲痛に苦しむ中でも、ローガンの遺伝子を引き継いでいる娘も同然の存在・ローラを、「エデン」まで送り届けるため、前に進む。

さらに彼女が人を殺めようとすれば、全力で止め、意見が合わなければ喧嘩をして、危害を加える相手には、命がけで助けに入る。

まるで本当の父親のように…親子のように…

ラストはまじで本編観てくれ!!

「パパ…」の言葉がまじでぐっと来た。ローガンってシリーズ通しても、かなり人間臭い人物。

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」でも残虐を好まなかったり、「X-MEN」に加入しヒーローとして人間のために戦ったりなど。

今作はその「人間性」がすごく出ている。冷たそうに見えてすごく面倒見が良くて、優しい心を持っている。

最後まで報われない男が、少女1人に救われていく感じが、切なくも、温かい気持ちにさせてくれる。

「LOGAN/ローガン」まとめ

「☆5/☆5」全作観てきたからわかる、「素晴らしい作品」だった。

完結作品にふさわしい出来栄え。「老後のヒーロー」ってのが良いね。

すんごく面白かった。シリーズとしては、「オリジナルシリーズ」「新シリーズ」「ウルヴァリンシリーズ」を観たほうが良い!

全部見てからのほうが、キャラの重みが変わってくる。

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「新シリーズ」
「ウルヴァリンシリーズ」

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