おバカな警備員のコンビ映画!
相棒を強盗グループによって失った白人巡査官が、奮闘映画かと思いきや、さらにどん底まで落ちる(笑)。
原因は、「ハチアレルギー」の警備員・アールという人物。
↑こいつがかなり迷惑なやつ(笑)
とまぁ前置きはここらへんで、いってみよ〜〜。
「ナショナル・セキュリティ」はどんな作品?
監督は、「エージェント・ゾーハン(2008)」「アダルトボーイズ青春白書(2010)」などを手掛けた「デニス・デューガン」。
主演は、「バッドボーイズ(1995)」シリーズや「ブルー・ストリーク(1999)」などに出演した「マーティン・ローレンス」。「猿の惑星: 聖戦記」でバッド・エイプ役を演じた「スティーヴ・ザーン」のダブル主演。
その他のキャストには、俳優として「コマンドー(1985)」や「プレデター(1987)」。監督として「天使にラブ・ソング2」を手掛けた「ビル・デューク」。
「チェンジリング(2008)」や「アメイジング・スパイダーマン2(2014)」に出演した「コルム・フィオール」などが出ている。
スタッフ・基本情報
監督 | デニス・デューガン |
脚本 | ジェイ・シェリック デヴィッド・ロン |
製作 | マイケル・グリーン ロバート・F・ニューマイヤー ジェフリー・シルヴァー |
製作国 | アメリカ |
日本公開日 | 2003年5月10日 |
上映時間 | 88分 |
ジャンル | アクション、コメディ |
「ナショナル・セキュリティ」サブスク配信状況 7社
動画配信サービス | 配信状況 |
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U-NEXT | ✕ |
Hulu | ✕ |
Netflix | ◯ |
Amazonプライムビデオ | ○(レンタル) |
Disney+ | ✕ |
DMM TV | ✕ |
【TSUTAYA DISCAS】 | ○ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
「ナショナル・セキュリティ」主な登場人物
アール・モンゴメリー…マーティン・ローレンス
黒人の警備員。ハチアレルギー。銃撃が得意。
ポリスアカデミーに通うが、問題行動で追い出される。
車で不審な行動を取っていて、ハンクに職質される…。
ハンク・ラファティ…スティーヴ・ザーン
相棒を強盗グループに殺され、手首に入れ墨が入った人物を追う。
しかしアールへの暴行疑惑で、懲役6ヶ月の有罪判決を受ける。出所後は、週休182ドルの警備員となる。
その後、アールとの再開を果たすことになる…。
ワシントン…ビル・デューク
黒人の警部補。ハンクの元上司。
アールの発言に違和感があったが、市民による暴動を恐れ、ハンクの起訴を進める。
マクダフ…コルム・フィオール
白人の刑事。ハンクの相棒の死後、彼を事件の捜査から外す。
犯罪グループを追うが…。
ナッシュ…エリック・ロバーツ
犯罪グループのボス。手首に入れ墨の入った男。
ハンクの追う人物。ハンク、アールと銃撃戦を繰り広げる。
アールをよく「サル」呼ばわりする。
「ナショナル・セキュリティ」あらすじ
射撃は超一級にも係わらず警察学校を追放させられたお調子者のアールと、アールに対する暴行疑惑の誤解を受け、警官をクビになった温厚なハンク。そんな犬猿の仲の2人が警備会社に就職し、ひょんなことからコンビを組むことになる。倉庫から盗まれた高価な最新原子合金を奪回すべく窃盗団を追跡するが、警官隊の猛追と窃盗団からの銃弾を浴びて大ピンチ!因縁の2人が決死の大捜査で巨大権力と対決する。
「SONY PICTURES」より
「ナショナル・セキュリティ」感想
以降、ややネタバレを含む感想になります。
映画としては、やや物足りないけど、「なにも考えないで」観られる!
マーティン・ローレンスが主演ということで、やはりコメディ要素は多めです。
笑える箇所が結構あるので、それを楽しみなが観ると良きです。
とまぁここからは「見どころ感想」3つ紹介していきます!
ハンク、法廷での「弁解」
ハンクの自信のなさと、証拠映像を使った弁解がまじ笑える(笑)。
相棒を強盗犯に射殺された後、上司の指示を無視して現場復帰をするハンク。
そして単独でのパトロール中に事件が起きる。
黒人男性が、駐車された車で、不審な行動をしていた(男性はアール。車もアールの)。
彼は車の窓から手を突っ込み鍵を取ろうとしていた。
ハンクはアールに免許証の提示を指示する。
しかしアールは、「自分は悪いことをしていない」と拒否をする。
さらに「腐ったポリ公。不法逮捕。」と暴言を吐く。
ハンクは、暴言に激怒し警棒を取り出す。するとそこへ「でかいハチが登場」。
アールは「ハチアレルギー」のため暴れる。ハンクも警棒でハチを追い払う。
しかしその現場が角度的に、ハンクがアールに暴行をしているように見え、市民により問題児扱いされ大きく取り上げられる。
そしてアールは、嘘も交え暴行を受けたと話し、ハンクは起訴される…。
裁判の時に使われる映像の、角度の悪さ(笑)。
「ここでハチがきます。映像では見えませんが…」「警棒で追い払おうと…」「足で潰そうとしています…」などなどハンクも説明を頑張るけど、車で隠されてて、アールへの攻撃にしか見えない。自身のなさがおもしろい。
そしてアールがまじで適当野郎(笑)。聴衆の黒人も味方につける発言の数々(笑)。さらに笑いを誘う顔芸。
ハンクがちょっと可愛そうになるレベルに追い詰める。
アールのハンク「挑発」
ハンクは6ヶ月の服役頑張ったけど…。
ハンクは出所後、警備員となる。同僚たちに散々バカにされる。
それでも相棒を殺した犯人を捕まえようと、単独で捜査をする。
そして「飲料倉庫に不法侵入」の通報をキャッチし、一目散に現場へと向かう。
倉庫につくと、手首に入れ墨の入った男がいた。
ハンクは、犯人たちに銃を向けるが、死角から1人出てきて、ピンチに陥る。
そこへ登場するのが、倉庫の警備を担当していたアール。
ハンクの出所後、2人の初めての出会いは、激しい銃撃戦の場だった。
その後、アールは半ば強引に、ハンクの捜査に協力する。
行動をともにする2人だが、アールの発言がまた挑発的。
「たった半年で出てきたのか?」
ついてくるアールに苛立ちを隠せないハンクに対して
「ほら殴ってみろよ」←絶妙なダンス付き
捜査が順調に進み、少し打ち解け合ってきたときのアールの一言
「なんで警察やめちゃったの?」
この「なんで警察やめちゃったの?」のあとのハンクの顔と、絶妙な間がまじで爆笑だった(笑)。
「お前がそれを言うのか!」ってこっちもツッコんだ(笑)。
メチャクチャな「銃撃戦」
今作「アクション」の見どころはなんといっても銃撃戦!
銃撃戦は「飲料倉庫」と「犯人のアジト」、「ラスト」の3箇所でそこまで多くはないけど、インパクトがある。
個人的に序盤の飲料倉庫での銃撃戦がかなり気持ちよかった。
飲料水の入った瓶が、バンバン割れていく。
アールのカスタム銃が初めてお披露目される。
アクションがそこまで多くはないんだけど、銃撃戦は楽しかった。何だろキレッキレのアクションじゃないのがまた、2人のキャラクターに合ってる(笑)。
「ナショナル・セキュリティ」まとめ
脳死で観られるコメディ映画。「☆3」の映画にふさわしい感じ(笑)。
コメディもアクションもどれも平均的で、つまらなくはないけど、うん…。
動画配信の方が、Netflixしかないから限定されるけど、暇があったら観てみても良いかもね!
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