全3作品ある「ラッシュアワー」シリーズの3作品目。
アメリカ・ロサンゼル、香港を舞台に大暴れしていた2人が、今作ではヨーロッパに進出。
フランス・パリを舞台に、凸凹コンビを炸裂していく!
また日本が誇るハリウッド俳優「真田広之」が登場する激アツ作品です!
とまぁ前置きはここらへんで、いってみよ〜〜。
「ラッシュアワー3」はどんな作品?
監督は、「ラッシュアワー(1998)」「ラッシュアワー2(2001)」に引き続き「ブレット・ラトナー」。
脚本は、前作「ラッシュアワー2」や「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」などの脚本を手掛けた「ジェフ・ナサンソン」。
主演は、引き続きアジアのアクションスター「ジャッキー・チェン」。コメディ俳優の「クリス・タッカー」。
その他キャストには、日本のハリウッド俳優「真田広之」。同じく日本から「工藤夕貴」などなど。
撮影にストイックで知られているジャッキー・チェンですが、真田広之との初共演で、「彼はすごい」と語っている。
再共演をジャッキー・チェンが熱望するほど、アクションに対しての意見が合っていたそうです!
スタッフ・基本情報
監督 | ブレット・ラトナー |
脚本 | ジェフ・ナサンソン |
製作 | アーサー・サルキシアン ロジャー・バーンバウム ジェイ・スターン ジョナサン・グリックマン アンドリュー・Z・デイヴィス |
製作国 | アメリカ |
日本公開日 | 2007年8月25日 |
上映時間 | 93分 |
ジャンル | アクション、コメディ |
前作 | ラッシュアワー(1998) ラッシュアワー2(2001) |
「ラッシュアワー3」サブスク配信状況7社
動画配信サービス | 配信状況 |
---|---|
U-NEXT | ◯ |
Hulu | ✕ |
Netflix | ◯ |
Amazonプライムビデオ | ○(レンタル) |
Disney+ | ✕ |
DMM TV | ✕ |
【TSUTAYA DISCAS】 | ○ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
「ラッシュアワー3」主な登場人物
リー…ジャッキー・チェン
香港警察の警部。武術が得意。
チェンジュー孤児院で育った過去を持つ。ケンジとは、兄弟のように仲が良かった。
しかしその後、リーだけが養子としてもらわれた。
前作に登場したイザベラとは、いい感じまで行くが、カーターが彼女の首に誤射し、ぶち壊された。現在も存命している。
ジェームズ・カーター…クリス・タッカー
ロサンゼルス市警の刑事だったが、問題行動が重なり、交通課に左遷となった。
リーの相棒で、兄弟のような存在。
とにかく騒がしい。ずっと喋っている、女が大好き。
ジャンビエーブ…ノエミ・ルノワール
ケンジに、名誉あることだと言われ、「シャイシェン」を引き継いだ人物。
しかしシャイシェンは、用済みになると抹殺されてしまう。
中国マフィアに命を狙われているため、リーとカーターに助けを求める。
ジョージ…イヴァン・アタル
フランス・パリのタクシードライバー。
アメリカを嫌っていたが、カーターの脅迫で好きになる。
そして内気だった彼は、リーとカーターのお陰?で、破天荒なタクシードライバーに変貌する。
スーヤン…チャン・ジンチュー
ハン大使の娘。ロスに住んでいる。
過去に誘拐事件で、リーとカーターに助けてもらった。
今作では、カーターが疑うほど大きくなっている。
ケンジ…真田広之
中国マフィア。
7歳の頃両親をヤクザに殺され、中国のチェンジュー孤児院に来た。
リーと仲が良かった。しかし彼が養子にもらわれた後、路頭に迷い、「悪の道」に進んだ。
ジャスミン…工藤夕貴
ケンジの仲間。殺し屋。
ナイフが仕込まれた扇子を武器として扱う。
「ラッシュアワー3」あらすじ
LAで警護していた中国大使を銃撃された刑事リーは、その犯人が孤児院で共に育ったケンジだと知って愕然とする。大使の娘を狙った別の暗殺者を捕らえたリーとカーターはは、彼からジュヌビエーブというフランス人の名前を聞き出したことからパリへ飛ぶ。
「Filmarks」より
「ラッシュアワー3」感想
以降、ややネタバレを含む感想になります。
スーヤンの登場が嬉しかったよー。だけど…。
正直に言って、「可愛くなりすぎな!(笑)」。「ラッシュアワー」の10歳のスーヤンから想像できないくらい美人になってる(笑)。
またラッシュアワーシリーズで1番「コメディ要素」が強く感じた!
パリの入国審査(拷問)とか、シスターにフランス語の通訳してもらうとことか、笑える要素が多かった。
とまぁここからは「見どころ感想」3つ紹介していきます!
タクシードライバー・ジョージ
もう見た目から、絶妙なタクシードライバー!
フランス・パリに到着したリーとカーター(入国時いろいろありw)。
その後2人はタクシーに乗るが、ドライバーのジョージは「大のアメリカ人嫌い」。
「アメリカ人はすぐに暴力。戦争を始め、人を殺す。アメリカ人にはヘドが出る」。ボロクソな言いよう(笑)。
カーターを嫌がり、乗せるのを拒否する。
しかしカーターは、入国時の出来事に苛立っており、銃を取り出し、まじで説教・脅迫。
ジョージは、銃を見るなり、掌返し。
「アメリカ大好き」。国家まで歌っちゃう。
最初の高圧的な感じが嘘のように、ジョージがカーターの舎弟となる。
その後、カーターの「お前はスーパー・スパイ」の言葉によって火がついたジョージは、人が変わったように大活躍する!
もう「ドヤ顔」が最高におもしろい。
オリジナル版も良いんだけど、吹替版の「岩崎ひろし」さんが素晴らしい。
「岩崎さん色」と言うか、オーバーな感じなんだけど、顔と声が合ってる!
カーターがアクション頑張ってる
カーターめっちゃ成長してる。完全にジャッキー・チェン仕込み!
今までは、戦闘になるとヘタレキャラがでていたけど、今回は違う。
クライマックス、エッフェル塔での戦闘が繰り広げられる中、リーとケンジが一騎打ちとなる(後述)。
その間、囚われたスーヤン奪還のために、奮闘するのがカーター。
「1VS複数人」を見事に披露!
ジャッキー・チェンの持ち味である、「ものアクション」をカーターが行う。
イスを用いて、なぎ倒し、最後はダンスまで見せちゃいます!
ただ喜びもつかの間、スーヤンがエッフェル塔に宙ぶらりん。ここでも男カーターがかっこよく魅せる!
続きは本編で!!
リーとケンジの一騎打ち
真田広之が素晴らしいの一言。欲を言えばもっと観たかった。
真田広之といえば、刀を使った「殺陣」。ジャッキー・チェンに引けを取らない見事な剣術!
スーヤンを人質(また)に取られ、リーとカーターはエッフェル塔に向かう。
中にはケンジと手下が待ち受け、真剣を使い、戦闘が開始される。
ケンジが窓を突き破り、落ちそうになるが、リーは「兄弟」を忘れられず、助ける。
ケンジは恩を仇で返すように、リーを塔から突き落とす。
幸い、鉄骨に捕まったリーだが、ケンジも降りてきて、足場の悪い場所で戦うことになる…。
エッフェル塔でのラストバトルは、今作1番の見どころかと思います。
撮影がかなり大変だったそうで、「撮影禁止の場所」や「許可の有無」などもあり、ほとんどがCGです。
でもCGとわかっていても、ブルっちゃうあの高さ。
ネットの安全ネットみたいなので、トランポリンみたいにするのが、おもしろかった!
最後は、なんとも切ない。リーはどうにかケンジを更生させようとするんだけど…。
「ラッシュアワー3」まとめ
笑えてかっこいい映画!
真田広之とジャッキー・チェンの共演ってだけで、かなりアツい!
最後のファイトシーンでは、意見交換し、「どうすればキレイ」に見えるのかなどを話し合って完成されたそうです。
出来栄えは、ぜひ本編を見てみてねー!
また93分とかなり短めなので、サクッと観れて、おすすめの作品です。
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