【映画】「X-MEN:ダーク・フェニックス(2019)」あらすじ・感想・サブスク配信状況7社

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X-MEN:ダーク・フェニックス SF

「X-MEN」新シリーズ、全4部作の完結編!

ジーンの暴走が再び…。

「X-MEN:フューチャー&パスト(2014)」で過去改変され、物語が分岐したため可能になった「もう1つの物語」

オリジナルシリーズの完結編「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」で、ジーンの抑え込まれたもう1つの人格「フェニックス」の存在が明かされました。

今作、新シリーズの完結編に再び「ジーン/フェニックス」の物語が描かれています。

とまぁ前置きはこのへんで、いってみよ〜〜

「X-MEN:ダーク・フェニックス」スタッフ・キャスト

スタッフ

監督、脚本「サイモン・キンバーグ」
「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」や「X-MEN新シリーズ」全てで脚本を務めるほか、今作では、初監督も務めた。そのほか、アンジェリーナ・ジョリー/ブラッド・ピット主演の「Mr.&Mrs. スミス(2005)」などでも脚本を務める。

キャスト

主演は「ジェームズ・マカヴォイ」
「X-MEN新シリーズ(2011〜)」でチャールズ・エグゼビア役を演じるほか、アンジェリーナ・ジョリーとのW主演作「ウォンテッド(2008)」や「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019)」などに出演。

出演者は「マイケル・ファスベンダー」
「X-MEN新シリーズ(2011〜)」でエリック・レーンシャー役を演じるほか、「300 〈スリーハンドレッド〉(2006)」や「アサシンクリード(2016)」などに出演。

「ソフィー・ターナー」
「X-MEN:アポカリプス(2016)」からジーン・グレイ役を演じている。今作の「キー」となる人物

「ジェニファー・ローレンス」
「X-MEN新シリーズ(2011〜)」でレイヴン・ダークホルム役を演じるほか、「ハンガー・ゲーム」シリーズや「世界にひとつのプレイブック(2012)」などに出演。

「ニコラス・ホルト」
「X-MEN新シリーズ(2011〜)」でハンク・マッコイ役を演じるほか、「アバウト・ア・ボーイ(2002)」や「マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)」に出演。

「ジェシカ・チャステイン」
今作で宇宙人に取り憑かれた、白髪の女性ヴークを演じるほか、サイモン・キンバーグが製作に携わった「オデッセイ(2015)」やジェームズ・マカヴォイ主演「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019)」などに出演。

スタッフ・基本情報

監督サイモン・キンバーグ
脚本サイモン・キンバーグ
製作サイモン・キンバーグ
ハッチ・パーカー
ローレン・シュラー・ドナー
トッド・ハルウェル
製作国アメリカ
日本公開日2019年6月21日
上映時間114分
ジャンルアクション/SF
前作(公開順)※1「X-MEN(2000)」
※1「X-MEN2(2003)」
※1「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」
※2「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」
※3「X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011)」
※2「ウルヴァリン:SAMURAI(2013)」
※3「X-MEN:フューチャー&パスト(2014)」
※4「デッドプール (2016)」
※3「X-MEN:アポカリプス(2016)」
※2「LOGAN/ローガン(2017)」
※4「デッドプール2(2018)」
次作(公開順)※5「ニュー・ミュータント(2020)」
※4「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」
※1「X-MEN オリジナルシリーズ」
※2「ウルヴァリンシリーズ」
※3「X-MEN 新シリーズ」
※4「デッドプールシリーズ」
※5「スピンオフ作品」

「X-MEN:ダーク・フェニックス」サブスク配信状況 7社

動画配信サービス配信状況
U-NEXT
Hulu
Netflix
Amazonプライムビデオ○(レンタル)
Disney+
DMM TV◯(レンタル)
【TSUTAYA DISCAS】
2024年10月現在

配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!

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「X-MEN:ダーク・フェニックス」主な登場人物

チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX…ジェームズ・マカヴォイ

強力なテレパシー能力を持つミュータント。エリックの友。

「恵まれし子らの学園」と「X-MEN」の創設者。人間とミュータントの共存に尽力している。

ジーンの能力に恐怖する親から、彼女を引き取った人物。

エリック・レーンシャー /マグニートー…マイケル・ファスベンダー

磁場を操り、あらゆる金属を操る能力のミュータント。チャールズの親友。

前作「X-MEN:アポカリプス(2016)」でチャールズと別れて以降、ミュータントとして政府に土地を借り、仲間とともに暮らしている。

そんなとき、血の付いた服でジーン・グレイが目の前に現れる。

ジーン・グレイ…ソフィー・ターナー

テレパシー、テレキネシスの能力を扱うミュータント。その潜在能力は、チャールズをも凌ぐ。

「X-MEN」の宇宙飛行士の救出の任務中、太陽フレアが彼女に直撃する事故が発生。幸い彼女は無事だったが、ジーンの「ダークサイド」が、太陽フレアの宇宙エネルギーによって増幅してしまう。

その結果、チャールズが抑え込んでいた「記憶」を自らの手で開放し、過去の真実を知ることになる…。

レイヴン・ダークホルム / ミスティーク…ジェニファー・ローレンス

姿形、声まで変身することが出来る、擬態能力を持つミュータント。

ミュータントへの仲間意識、正義感が非常に強い。チャールズと意見が合わなくなってくる。

ジーンのことを「X-MEN」のメンバーの中でも信頼していたが…。

スコット・サマーズ / サイクロップス…タイ・シェリダン

目から赤い光線を発射できるミュータント。普段は特殊なサングラスで制御している。

ジーンとは恋人で、姿をくらます彼女を1番に心配する。

さらに彼女の暴走を止めるキーマンとして活躍する。

ヴーク…ジェシカ・チャステイン

別の宇宙からやってきた、宇宙人。地球人女性を殺害し、肉体に憑依している。

自分の惑星が消滅を探っていたところ、ジーンの能力によることが判明し、彼女を狙う。

さらにジーンの能力までも、奪い取ろうとする。

「X-MEN:ダーク・フェニックス」あらすじ

以降、ややネタバレを含む感想になります。

ジーンの「能力の暴走」

ミュータントの始祖「アポカリプス」との激闘を制してから10年。「X-MEN」は人類からヒーローとして見られるようになっていた。

そんなある日、宇宙に行ったスペースシャトルがトラブルに巻き込まれ、乗組員が危険にさらされる。乗組員の救出を大統領から「X-MEN」へ依頼が入る。

「X-MEN」のメンバーはすぐに、宇宙へと飛び立った。

故障したスペースシャトルを発見した「X-MEN」だったが、その周りは「太陽フレア」が漂い、危険な状態だった。

すぐに救出が開始され、カート・ワグナー、ピーター・マキシモフ、ジーンの能力を駆使し、乗組員の救出に成功する。

しかしジーンだけが、スペースシャトル内に取り残されてしまい、太陽フレアによる爆発に巻き込まれてしまう…。

一同ジーンの安否を心配するが、幸いにも彼女は無事で、地球へと帰還する。帰還したX-MENたちは、市民から称賛され、「ヒーロー」として迎えられた。

任務成功したチャールズはご満悦だったが、レイヴンは不満をあらわにする。

レイヴンは仲間の「命の危険」を考えず、救出任務を実行したチャールズへ訴えかけた。

しかしチャールズは、共存のためには仕方ないとレイヴンを突き放し、険悪ムードになってしまう…。

一方で太陽フレアの爆発に巻き込まれたジーンは、ハンクによって検査が行われた。

命には別状ないものの、太陽フレアを吸収したジーンの数値は異常値を記録する。

その後、学園でパーティが開かれ、ジーンの能力の片鱗があらわになる。

調子が良いと話すジーンだったが、パーティの最中に「君のことフェニックスと呼んでいるよ」という言葉に反応し、彼女は辺りを衝撃波で吹き飛ばす。

さらににジーンは、開放された能力により、チャールズに制御されていた記憶を見る。さらに驚異的なテレパシー能力で、父と交信したのだ。

「父親が生きている」

1975年、ジーンが幼少期の頃、両親と3人で車に乗っているときに交通事故が発生。幸いジーンは生きていたが、両親は「亡くなった」と説明を受けた。しかし本当は、父親が生きており、チャールズはこのことを隠していた。

この真実が、ジーンにとってさらなる暴走の引き金となってしまう…。

ジーンの「暴走」とレイブンの「死」

チャールズに記憶を制御されていたジーンは、彼に不信感を抱き始める。

父との再開を果たすジーンだったが、父親はどこか様子がおかしい。娘の帰りを喜んでいるようには見えなかった。

ジーンは家の中を観るとさらに違和感を覚える。自信の写真が1枚も飾られていなのだ。

父親は白状し、「事故ですべてを失った」と語る。

この言葉とともに、父に捨てられたことにショックを受けたジーンは、能力は愚か、感情もコントロールできなくなってしまう。

そこへ後を追ってきた「X-MEN」のメンバーだったが、制御できない能力が開放され、誰も彼女に近づくことが出来なかった。そんな中ジーンを止めるため、レイヴンが静止を無視して少しづつ近づいていく。

しかし次の瞬間、ジーンから発せられた衝撃波により、レイヴンは吹き飛ばされ、倒壊した家の木片に突き刺さってしまう。

その後レイヴンは絶命。X-MENたちはチャールズへの不信感を拭えず、バラバラになってしまった…。

続き、本編が気になる方は【TSUTAYA DISCAS】もしくは、【Disney+】で視聴可能!!

「X-MEN:ダーク・フェニックス」感想

「X-MEN:ファイナル・ディシジョン(2006)」で登場したフェニックス再び!

監督降板なんかもあってゴタゴタし、物語的に「ジーン/フェニックス」にフォーカスを当てきれなかった感がある「X-MEN:ファイナル・ディシジョン(2006)」。

今作では、そこら辺が改善されて、ジーンの過去」とか「苦悩」ってのが、すごく表現されてたと思う。

アクションシーンも技術の進歩もあって、映像や能力を使うシーンがかっこよかった。

ただ「X-MEN:フューチャー&パスト(2014)」で、過去改変があり、何でもアリになっている感じはする。多分物語がごちゃごちゃになっている人多いと思うよ。

「ジーン2回死んでんの?」、「ミスティーク死ぬの?」みたいな(笑)。

とまぁここからは「見どころ感想」1つ紹介していきます!

「エリック」と「ジーン」のぶつかり合い

能力のぶつかり合いがたまらん!!

レイヴンを殺害してしまったジーンは、X-MENの前から姿を消した。自分がやってしまったことへの後悔とともに。

そしてジーンが助けを求めたのは、多くの人を殺めてきたエリックの元だった。

エリックは、アポカリプスを倒したあと、政府に依頼し土地を借りて、ミュータントの仲間を守りながら生活している。合法的なため追われる身ではない。

エリックはジーンの服に「血」がついていることを発見するが、迎え入れる。

「誰の血だ?」エリックの問いに答えないジーンは、「人を殺すのをやめたのはなぜ?」と逆に質問を返す。

エリックは「復讐をしていたが、悲しみは減らない」と自らの経験を語った。

するとそこへ、2機の軍用ヘリが現れる。ジーンは指名手配されていたため、追手が来ていたのだ。

ジーンは再び暴走を始めてしまい、ヘリに対し、攻撃を始める。これを見ていたエリックは、仲間への危害を考え争いを止めようとする。

しかしジーンの能力は、エリックよりも遥かに上だった。彼女はヘリの操縦を奪い、1機のヘリを破壊する。

2機目のヘリを攻撃し始めたジーンを、エリックは全力で止めに入り、軍人を逃がすことに成功する。

悪意に満ちたジーンに対し、エリックは「島から出ていけ」と仲間を守る行動を取る。

マイケル・ファスベンダーかっこよすぎだよ!!

このシーンが1番好きだ。フェニックスの強さを表していて、さらにエリックの変わらない仲間意識とか、形は違うけど、チャールズと似たようなことをしている現状がわかるシーン。

ジーンは「涼しい顔と片手」でヘリを墜落させる中、エリックは「両手に声を荒げ」対抗する。

この「ジーンの強さの表現」がすごく良い。ジーンの見た目にも変化はあるんだけど、エリックの全力ぐあいが「助長」している感じ。

かっこよかったよ!

「X-MEN:ダーク・フェニックス」まとめ

「☆3.5/☆5」。アクションはかなり良き!!ただ物語の繋がりがバグりそう(笑)

「X-MEN:フューチャー&パスト(2014)」で過去が変わっていることを理解したうえで、観よう!

↑の作品で、「X-MEN」オリジナルシリーズとは、全くストーリーが異なっています。

過去作視聴のおすすめ

「新シリーズ」は絶対に観ないと物語が分からなくなる!

「オリジナルシリーズ」に関しては、登場キャラの過去を楽しむためにも、観たほうが良いと思うけど、ストーリーがごっちゃにならないように注意

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