【映画】「インターンシップ(2013)」あらすじ・サブスク配信状況7社・感想・まとめ

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インターンシップ コメディ

質問です。

「あなたの身長は5セント硬貨(直径約2センチ)くらいに縮み、体重もそれに比例して減った。ただし、密度は元のままです。そして、ミキサーの中に投げ込まれました。60秒後にミキサーが回り始めます。どうしますか?」

いきなり失礼しました。

この質問は、Googleの面接で実際に出題された問題です。

Googleでは、「?」となるような質問が実際に行われます。

意図としては、「思考プロセスを図るため」と言われています。つまり「考えの手順」を話すことが重要とされているってことですかね。

とまぁGoogleの話をしましたが、今回はそんなGoogleが舞台となった「インターンシップ」をご紹介します。

前置きはこのくらいで、いってみよ〜〜〜!

「インターンシップ」はどんな作品?

「Google本社」で撮影が行われた!

監督は、ショーン・レヴィ。「ナイト・ミュージアム」シリーズや、ライアン・レイノルズ主演「フリー・ガイ」を手がけた監督。

最近では、R指定映画の興行収入でトップを走っていた「ジョーカー(2019)」を抜き去り、歴代1位となった「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」を手掛けている。

ちなみに今作に出演もしており、お昼寝ポッドで寝ている男性を演じています。

制作、原案、脚本、主演を務めるのはヴィンス・ヴォーン。もうひとりの主演にオーウェン・ウィルソン。息のあった2人の「ウェディング・クラッシャーズ」以来、7年ぶりとなる共演作品

撮影はGoogle本社で行われ、同社の共同創業者である「セルゲイ・ブリン」が本人役で出演している。

ユニークなデザインのGoogle本社内部が見られる貴重な作品です!

スタッフ・基本情報

監督ショーン・レヴィ
脚本ヴィンス・ヴォーン
ジャレッド・スターン
制作ヴィンス・ヴォーン
ショーン・レヴィ
製作国アメリカ
日本公開日劇場未公開
上映時間120分
ジャンルコメディ

「インターンシップ」サブスク配信状況7社

動画配信サービス配信状況
U-NEXT
Hulu
Netflix
Amazonプライムビデオ○(レンタル)
Disney+
DMM TV◯(レンタル)
【TSUTAYA DISCAS】
2024年10月現在

配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!

「インターンシップ」主な登場人物

ビリー・マクマホン…ヴィンス・ヴォーン

ニックの相棒で長身の中年。ニックと行うセールストークはピカイチ。

お調子者の感じがするが、非常に責任感が強い。

チームに迷惑をかけたことで、1度インターンを辞めようとするも…。

ニック・キャンベル…オーウェン・ウィルソン

ビリーの相棒で金髪の中年。ビリーと行うセールストークはピカイチ。

プレイボーイな感じがある。Googleの社員、ダナ・シムズに一目惚れする。

最初は見向きもされないが、優れたコミュニケーション能力で徐々に距離を縮める。

ライル・スポルディング…ジョシュ・ブレナー

Google入社4年目の若手社員。ビリーとニックのユーモアに興味を持ち、インターン採用を推す。

インターンのチームリーダー。

Google社のダンスインストラクター、マリエレナ・グティエレスに片思いをしている。

ダナ・シムズ…ローズ・バーン

Googleの美人社員で独身アラサー女性。

ニックからのアプローチを華麗に断り続けるが、「今までしそびれた、10年分の最低のデート」を理由にデートを約束する。

常に仕事を抱えている。

グレアム・ホートリー…マックス・ミンゲラ

ビリーやニックの、ライバルチームのリーダー。非常に嫌味なやつ。

チーム内でも常に威張っており、勉強だけできて、人に嫌われるタイプ。

勝つためなら手段を選ばない。

セルゲイ・ブリン…セルゲイ・ブリン

Googleの共同創業者。

本人役でカメオ出演している。場面は最後のほう。

ビリーとニックが「ボス」と呼ぶ水色のシャツを着た人物。

「インターンシップ」あらすじ

営業トークの腕は天下一の中年セールスマン、ビリーとニック。だが、アナログ気質の彼らの会社は、デジタル時代のあおりを受けて倒産してしまう。路頭に迷うふたりは、ビリーの提案でGoogleのインターンになることを決意。何とか面接を合格するが…。

「Filmarks」より

「インターンシップ」見どころポイント(ネタバレ注意)

以降ネタバレを含みます。

今作を一言で言うなら、「ユーモアの重要性を体現した映画」

リーダーシップって、もちろん技術や知識も重要だと思うけど、ユーモアのセンスもかなり重要だと思う。

後述で1冊の本も紹介しますが、ユーモアの効果は科学的にも認められていて、アメリカのスタンフォード大学に「ユーモア・ビジネス」という授業があるほど。

本作は、その「ユーモア」に焦点を当てられ、コメディ要素豊富でとても観やすい作品。

スカッとする映画が好きな人にはとてもおすすめ!

それでは、ここからは僕が厳選した「見どころポイント3つ」紹介してきまーす。

序盤はかなり場違いだが…

時計のセールスマンだったビリーとニックだが、突然会社が倒産し、職を失った。

倒産理由は、デジタル化によるもの。スマホの普及により、時計を必要がなくなったため。

40歳半ばで職を失った2人は、途方に暮れる中、「Googleのインターンシップの募集」を発見する。

ものすごい行動力で応募し、見事に合格を勝ち取った。

しかし山場はここからで、完全なアナログの中年2人が、IT企業の最高峰に行く。

とんでもない場違い。周りには、超エリート大学出身の若い人ばかり。

それでも腐らないビリーとニック。セールスマンとして培った、「コミュニケーションスキル」を遺憾なく発揮する。

例えプログラミングができなくても、チームをまとめるリーダー的立場で、存在感を示していく。

機械的な人よりも人間性

「あなたの身長は5セント硬貨(直径約2センチ)くらいに縮み、体重もそれに比例して減った。ただし、密度は元のままです。そして、ミキサーの中に投げ込まれました。60秒後にミキサーが回り始めます。どうしますか?」

記事の冒頭で出したGoogleの質問ですが、ビリーとニックはこう答えている。

「じっとしている。ミキサーの販売経験からどんなに性能が良くても、11時間が稼働の限界」

現実的な回答を面接会に突きつける。

この回答に対する採用者側の判定は、ほとんどが不採用。

しかし、1人だけ将来性を期待して、奇想天外な発想の持ち主の2人を推す人物が現れる。

ユーモアがあり、人間性が溢れる2人だったから推したんだと思う。中年という不利な状況の中、それを社会で培った経験値としてアドバンテージにすることができた

機械的な回答だったら間違いなく、不採用一択だったと思う。

ユーモアは最強の武器である

先ほど、スタンフォード大学に「ユーモア・ビジネス」の授業があるといいました。

ユーモアは、周りを明るくすることはもちろん、緊張をほぐしたり、勉強効率を上げたり、アイデアが出しやすくしたりとさまざまな効果が期待できます。

そして本作では、ビリーとニックが「ユーモア」を用いた、リーダーシップを発揮しています。

最初は、チームのメンバーからもお荷物扱いを受けるビリーとニックだが、「コミュニケーション能力」「ユーモア」で、チームをまとめていく。

それに引き換え、ライバルチームは、圧力をかけるようなリーダーで、独裁政権のような状態。

どちらがいい仕事が出来るか。どちらが仕事のやりやすい環境かは、目に見えるほどにわかりやすい。

ちなみに「ユーモアは最強の武器である」という本が実際にあり、ユーモアの効果とユーモアの使い方が学べる1冊。

メンタリストDaiGoさんもおすすめしている1冊です!

「インターンシップ」感想・まとめ

Googleの本社が観られる作品。

Googleの内部やインターンシップに関する描写もとても興味深い内容です。

ニックとビリーのテンポの良さも魅力的で、飽きずに見ることができます!

スカッとするストーリーで、非常に面白いので、ぜひ1度観てみてくださーい!

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