世界的な人気を誇るカーアクション映画シリーズ『ワイルド・スピード』(愛称「ワイスピ」)。
ド派手なカーアクションと“ファミリー”の熱い絆で世界中のファンを魅了し続けています。
しかし作品数が多くスピンオフもあり、「どの順番で見ればいいの?」と迷う人も多いでしょう。
そこでこの記事では、『ワイルド・スピード』シリーズのおすすめの視聴順を紹介します。
さらに作品の見どころ、各作品の基本情報、配信状況、主要キャスト紹介まで、ワイスピをより楽しむための情報をまとめました。
この記事を読めば、順番に迷わず、すぐに『ワイルド・スピード』シリーズを楽しめます。
『ワイルド・スピード』シリーズのおすすめ視聴順

『ワイルド・スピード』シリーズは、公開順と時系列順が一部異なります。
初めて見る方には、物語の流れや登場人物の関係性を理解しやすい「時系列順」での視聴をおすすめします。
順番は以下のとおりです。
- ワイルド・スピード(2001年)
- ワイルド・スピードX2(2003年)
- ワイルド・スピードMAX(2009年)
- ワイルド・スピードMEGA MAX(2011年)
- ワイルド・スピードEURO MISSION(2013年)
- ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年)※劇場3作品目が時系列順でここに位置
- ワイルド・スピードSKY MISSION(2015年)
- ワイルド・スピードICE BREAK(2017年)
- ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年)※スピンオフ
- ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2021年)
- ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年)
時系列順に見る理由
『ワイルド・スピード』シリーズの見どころ
ストリートレースから始まり、今や世界中を舞台にスパイ映画顔負けのスケールで展開される『ワイルド・スピード』シリーズ。
アクションだけでなく、仲間との絆やキャラクターたちの熱いドラマも魅力のひとつです。
ここでは、そんなシリーズが世界中のファンを惹きつける理由を、4つの視点から濃厚に解説します。
初見の方にも、長年のファンにも響く“ワイスピの真髄”をチェックしてみてください。
ド派手なカーアクションの進化
シリーズの代名詞ともいえるカーアクションは、回を追うごとに“リアル”から“限界突破”へと進化。
初期はストリートレースを中心に、リアルな改造車のバトルが展開されていたが、シリーズが進むにつれ、戦車・潜水艦・戦闘機・宇宙へと舞台を拡大。
ドミニクの車がビルからビルへ飛び移る、氷上で潜水艦をかわす、宇宙空間で車が漂う…など、常識を超えた“クルマ×アクション”の融合は、毎回驚きと笑いを生む名物に。
「どこまでやるの!?」と思わせるその破天荒さがクセになります。
“ファミリー”の絆が生む感動
『ワイルド・スピード』最大のテーマは“ファミリー”。
血縁だけでなく、共に戦い抜いた仲間との絆が家族以上に深い。
どんな窮地にも仲間を見捨てず、命を懸けて守り合う姿は、単なるアクション映画にとどまらない“人間ドラマ”としての魅力を生んでいる。
特にブライアン(故ポール・ウォーカー)とドミニクの関係性、ブライアンのラストシーンはシリーズ随一の感動ポイント。
家族を失った人、仲間を求める人の心にも刺さるメッセージ性を持ちます。
多彩すぎるキャラクターたち
主人公ドミニクを中心に、シリーズを彩るのは一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたち。
敵から仲間へ、そしてまた敵へと揺れ動く関係性も見どころ。
作品ごとにキャラが再集結・離脱を繰り返すことで、まるでアベンジャーズのようなユニバース感が生まれています。
ストリートからスパイアクションへ——進化する物語世界
シリーズは単なるカーアクションでは終わりません。
初期は違法ストリートレース×潜入捜査のシンプルな構図だったが、
第4作以降は世界規模の犯罪・テロ組織との対決や、国家級の極秘任務へと物語がスケールアップ。
今では、“地球を守る走り屋たち”という異次元のポジションに。
とはいえ、どんなに世界が広がっても、軸は「仲間との絆」や「家族の物語」にあります。
“バカでかくて、でもちょっと泣ける”感覚が、ワイスピだけの魅力です。
『ワイルド・スピード』シリーズの作品紹介

『ワイルド・スピード』シリーズは、ストリートレースを原点としながら、やがて国際犯罪やスパイアクションへと進化を遂げた超人気シリーズです。
家族(ファミリー)との絆や、常識を超えたカーアクションを軸に、作品ごとにスケールと感情の厚みを増してきました。
ここではそんな『ワイルド・スピード』シリーズの主要キャスト紹介に加え、時系列順に各作品の基本情報やあらすじを紹介します。
主要キャスト紹介
『ワイルド・スピード』シリーズの魅力のひとつは、何と言っても個性豊かで熱いキャラクターたち。
ここでは、シリーズの中核を担う主要メンバーを、役名・キャスト・簡単なキャラ解説とともに紹介します。
ドミニクを中心に築かれた“ファミリー”の関係性や、それぞれの得意分野を把握しておくと、物語がもっと楽しめます。
役名 | キャスト名 | キャラ説明 |
---|---|---|
ドミニク | ヴィン・ディーゼル | 主人公。 義理堅く“ファミリー”を何より大切にする伝説のストリートレーサー。 |
ブライアン | ポール・ウォーカー | 元警官で潜入捜査官。 ドミニクの親友。シリーズ序盤のW主人公。 |
レティ | ミシェル・ロドリゲス | ドミニクの恋人。 メカとドライビングに強いタフな女性。 |
ミア | ジョーダナ・ブリュースター | ドミニクの妹でブライアンの妻。 |
ローマン | タイリース・ギブソン | お調子者のムードメーカー。おしゃべりだが仲間思い。 |
テズ | リュダクリス | 改造・ハッキングなどに長けた機械担当。 |
ハン | サン・カン | スナック好きのクールな男。 ドリフトの名手で人気キャラ |
ジゼル | ガル・ガドット | 元モサドの戦闘&銃火器のプロ。 冷静沈着で、ハンとの関係も描かれる。 |
ホブス | ドウェイン・ジョンソン | DSS捜査官。 ドムとも互角に戦う怪力キャラ。 |
デッカード・ショウ | ジェイソン・ステイサム | 元特殊部隊。 最初は敵だったが後にファミリーの協力者に。 |
『ワイルド・スピード』(2001年)
原題:The Fast and the Furious/監督:ロブ・コーエン/上映時間:106分/日本公開日:2001年10月20日
シリーズの原点。違法ストリートレース×潜入捜査というシンプルでスピード感あふれる物語。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット)/ポール・ウォーカー(ブライアン・オコナー)/ミシェル・ロドリゲス(レティ)他
あらすじ:
ロサンゼルスで多発するトラック強盗事件。
その捜査のため潜入捜査官として送り込まれたブライアンは、カリスマレーサーのドミニクと接触し、レースの世界に入り込んでいく。
任務と友情、正義と絆の間で揺れ動く彼の選択が、すべての始まりとなる。
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『ワイルド・スピードX2』(2003年)
原題:2 Fast 2 Furious/監督:ジョン・シングルトン/上映時間:107分/日本公開日:2003年8月23日
ブライアンが主人公の単独編。ローマンとの再会で“バディムービー”的な魅力が際立つ一作。
主なキャスト:
ポール・ウォーカー(ブライアン)/タイリース・ギブソン(ローマン)/エヴァ・メンデス(モニカ)他
あらすじ:
前作の後、警察を離れ逃亡生活を送っていたブライアンは、マイアミでFBIの潜入捜査に協力することに。
かつての幼なじみローマンとタッグを組み、麻薬密売組織への潜入を開始する。
“逃げる側”から“仕掛ける側”へと転じるブライアンの変化が描かれる。
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『ワイルド・スピードMAX』(2009年)
原題:Fast & Furious/監督:ジャスティン・リン/上映時間:106分/日本公開日:2009年10月9日
シリーズ再始動となる重要作。ドミニクとブライアンの共闘が本格的に描かれ始める。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ポール・ウォーカー(ブライアン)/ミシェル・ロドリゲス(レティ)
あらすじ:
ドミニクとブライアンが再び道を交える。
麻薬密売組織の捜査を通じて対立と共闘を繰り返す二人は、再び信頼を取り戻していく。
シリーズを“カーアクション×犯罪ドラマ”へと押し広げた分岐点の1作。
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『ワイルド・スピードMEGA MAX』(2011年)
原題:Fast Five/監督:ジャスティン・リン/上映時間:130分/日本公開日:2011年10月1日
チーム戦に本格移行し、強盗アクションとしての側面が強化されたエンタメ大作。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ポール・ウォーカー(ブライアン)/ドウェイン・ジョンソン(ルーク・ホブス)
あらすじ:
ドミニクを脱獄させたブライアンとミアは、逃亡先のブラジルで“最後の強盗計画”に乗り出す。
過去作の仲間たちが再集結し、シリーズ初のチーム戦が展開。
アクション、戦略、チームワークと、シリーズの新たな形を確立した重要作。
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『ワイルド・スピードEURO MISSION』(2013年)
原題:Fast & Furious 6/監督:ジャスティン・リン/上映時間:130分/日本公開日:2013年7月6日
スケールと感情が大幅にアップ。失われた“家族”との再会が描かれる感動編。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ポール・ウォーカー(ブライアン)/ドウェイン・ジョンソン(ホブス)
あらすじ:
政府捜査官ホブスの依頼で、ヨーロッパの犯罪組織と戦うドミニクたち。
死んだはずのレティが生存していたことが判明し、再び“ファミリー”を取り戻すための戦いが始まる。
シリーズに大きな感情のうねりが加わる転機。
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『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)
原題:The Fast and the Furious: Tokyo Drift /監督:ジャスティン・リン/上映時間:104分/日本公開日:2006年9月16日
時系列的には後の展開とつながる“伏線作品”。ハンのキャラクターが深く描かれる。
主なキャスト:
ルーカス・ブラック(ショーン)/サン・カン(ハン)/カマタ(千葉真一)/レイコ(北川景子) ほか
あらすじ:
アメリカから東京に転校してきた問題児ショーンが、ドリフトレースの世界に引き込まれていく。
日本を舞台にした一風変わったスピンオフ的作品だが、後のシリーズに大きな影響を与える重要作。
ハンの存在が特にクローズアップされ、シリーズを時系列で観るうえでの“鍵”となる。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)
原題:Furious 7/監督:ジェームズ・ワン/上映時間:138分/日本公開日:2015年4月17日
ブライアンの物語に幕を下ろす、シリーズ随一の感動作。アクションと別れが交差する一大転機。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ポール・ウォーカー(ブライアン)/ジェイソン・ステイサム(デッカード・ショウ)
あらすじ:
過去の敵オーウェン・ショウの兄・デッカードが復讐に現れ、ファミリーは命を狙われることに。
国家機密の奪還任務も絡み、戦いは激化。
実生活で亡くなったポール・ウォーカーの遺作となった本作は、涙なしには見られないシリーズ屈指の名作。
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『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017年)
原題:The Fate of the Furious/監督:F・ゲイリー・グレイ/上映時間:136分/日本公開日:2017年4月28日
ドミニクが“裏切り者”に!? シリーズ最大の衝撃展開と氷上バトルが炸裂。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ドウェイン・ジョンソン(ホブス)/シャーリーズ・セロン(サイファー)
あらすじ:
謎のサイバーテロリスト・サイファーに支配され、ドミニクがまさかの仲間への裏切りを選択。
混乱の中、ファミリーはドミニクを信じ戦いに挑む。
氷上での潜水艦チェイスなど、スケールもアクションもかつてないレベルに到達。
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『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年)
原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw/監督:デヴィッド・リーチ/上映時間:136分/日本公開日:2019年8月2日
シリーズ初のスピンオフ。ホブスとショウが主役の“超人バディムービー”。
主なキャスト:
ドウェイン・ジョンソン(ホブス)/ジェイソン・ステイサム(ショウ)/イドリス・エルバ(ブリクストン)
あらすじ:
遺伝子操作で強化された敵・ブリクストンに立ち向かうため、正反対の性格を持つホブスとショウがタッグを組む。
肉弾戦・バイクチェイス・空中アクションと、スピンオフとは思えない大迫力のアクションが展開される。
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『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年)
原題:F9/監督:ジャスティン・リン/上映時間:145分/日本公開日:2021年8月6日
ついにドミニクの“家族の過去”が明かされる。宇宙まで飛ぶシリーズ最強の問題作。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ジョーダナ・ブリュースター(ミア)/ミシェル・ロドリゲス(レティ)
あらすじ:
ドミニクの実の弟・ジェイコブが登場し、かつてない兄弟対決が繰り広げられる。
過去の因縁と新たな脅威が交差し、ついに“車で宇宙に行く”という型破りな展開へ突入。
ファミリーの核心に迫る一作。
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『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)
原題:Fast X/監督:ルイ・ルテリエ/上映時間:141分/日本公開日:2023年5月19日
シリーズ最終章の幕開け。『MEGA MAX』の因縁が復讐として蘇り、ドミニクたちを追い詰める怒涛の前編。
主なキャスト:
ヴィン・ディーゼル(ドミニク)/ジェイソン・モモア(ダンテ)/ブリー・ラーソン(テス)
あらすじ:
かつての敵“レイエス”の息子ダンテが復讐に現れ、ファミリーを次々と破壊していく。
壮絶な死闘、裏切り、そして崩壊――。
本作は最終章2部作の前編であり、物語は次作『Fast X: Part 2(仮)』へと続く。
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『ワイルド・スピード』シリーズ 配信状況一覧
2025年8月現在、『ワイルド・スピード』シリーズの配信状況を一覧にまとめました。
配信形式や月額料金、無料トライアルまで比較できるようになっています。
サービス名 | 見放題作品 | レンタル作品 | 月額料金 | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|
![]() | 1〜10作目 | 『ファイヤーブースト』 | 2,189円 | 31日間 |
![]() Amazon プライムビデオ | 1〜9作目 | 『ジェットブレイク』 『ファイヤーブースト』 | 600円 | 30日間 |
![]() Netflix | 『ICE BREAK』 『ファイヤーブースト』 | ✕ | 890円〜 (プランによって変動します) | なし |
![]() Hulu | 1〜10作目 | 『ファイヤーブースト』 | 1,026円 | なし |
![]() music.jp | ✕ | 1〜11作品 | 550円 | 30日間 (1,780コース) |
![]() Lemino | 『ジェットブレイク』 | ✕ | 990円 | 初月 |
![]() 【TSUTAYA DISCAS】 | 全作(宅配DVD) | – | 1,100円〜 (プランによって変動します) | 30日間 (定額レンタル8ダブル) |
※配信状況は変更になる場合があります。視聴前に各サービスをご確認ください。
まとめ|『ワイルド・スピード』シリーズは時系列順がおすすめ!
この記事では、『ワイルド・スピード』シリーズを見る順番を紹介しました。
シリーズは時系列順に見ることをおすすめします。
とくに『TOKYO DRIFT』や『MAX』以降の展開は、時系列順に見ることで伏線回収の面白さやキャラの関係性がより鮮明に浮かび上がります。
『ワイルド・スピード』シリーズをイッキ見したい方は、U-NEXTがおすすめです。
完結編となる『Fast X: Part2(仮)』の2026年公開を控えており、まさに今がシリーズをイッキ見する絶好のチャンスです。
まだ見たことがない方は、ぜひこの機会に“ワイスピファミリー”の世界に飛び込んでみてください。
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