「生誕70周年」「映画主演50周年」を記念したアクション超大作!
キャッチコピーは「これが人生の集大成! アクションのち、涙。」かっこい〜〜!
2023年3月に声優業を引退したジャッキー・チェンの専属声優「石丸博也」さんが今作のために限定復帰!
これはもう「ジャッキー・チェン」ファンとして観ないわけにはいかないっすね。
なので公開日に劇場へ足を運んできましたー!!
とまぁ前置きはここらへんで、いってみよ〜〜。
「ライド・オン」スタッフ・キャスト
スタッフ
監督・脚本は「ラリー・ヤン」
「モフれる愛(2020)」という中国映画で監督を努めた経験があります。僕は観たことないですが…。
主演「ジャッキーチェン」
今作で伝説的なスタントマン、ルオ・ジーロン役を演じる。そのほか代表作は、「プロジェクトA(1983)」や「ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)」、「ラッシュアワー(1998〜)」シリーズなど。
まじで、僕が知ってる70代じゃないです。
キャスト
「リウ・ハオツン」
今作で、ルオ・ジーロンの娘シャオバオ役を演じる。そのほか「ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020)」で主演を務めた。
「ユー・ロングァン」
馬をこよなく愛するホー役を演じる。そのほか「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー(1993)」や「シャンハイ・ヌーン(2000)」、「ベスト・キッド(2010)」などに出演。
さらにジャッキーチェンの盟友「スタンリー・トン」。「ポリス・ストーリー3(1992)」や「レッド・ブロンクス(1995)」を手掛けた監督です。
スタッフ・基本情報
監督 | ラリー・ヤン |
脚本 | ラリー・ヤン |
製作国 | 中国 |
日本公開日 | 2024年5月31日 |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | アクション、コメディ |
「ライド・オン」サブスク配信状況 7社
動画配信サービス | 配信状況 |
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U-NEXT | ◯(レンタル) |
Hulu | ◯(レンタル) |
Netflix | ✕ |
Amazonプライムビデオ | ◯(レンタル) |
Disney+ | ✕ |
DMM TV | ✕ |
【TSUTAYA DISCAS】 | ◯ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
「ライド・オン」主な登場人物
ルオ・ジーロン…ジャッキー・チェン
かつて香港映画界ので伝説級のスタントマンとして名を馳せた人物。
しかしスタントで負った怪我をきっかけに、仕事が激減、会社は倒産し、借金だけが残る。
それでも馬の「チートゥ」を息子のように可愛がり、アクションも教え込む。そして少しずつ仕事が入るようになるが…。
シャオバオ…リウ・ハオツン
ルオ・ジーロンの一人娘。弁護士を志す。弁護士のルー・ナイホァの恋人。
とある事件をきっかけに父とは疎遠状態だった。
仕事人間だった父をあまり良く思っていないが、数年ぶりに再開し、少しずつ心境に変化が現れる。
ルー・ナイホァ…グオ・チーリン
弁護士で、シャオバオの恋人。
やや気弱なところがあり、頼りなさを感じるが、弁護士としては優秀。
シャオバオの父ルオ・ジーロンとの初対面は、ド緊張でガチガチになる。
ダミー…アンディ・オン
借金の取り立て屋。武術を得意とする。
借金返済が滞っているルオ・ジーロンを追う。
ホー総裁…ユー・ロングァン
大企業の総裁。
巨大な博物館を作るほどの馬好き。ルオ・ジーロンの愛馬チートゥに惚れ込み、金で買い取ろうとするが断られる。
チートゥを諦めないホーは、元馬の持ち主で、友人のワンとの責務トラブルを持ち出し、訴訟を起こす…。
「ライド・オン」あらすじ
香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・赤兎(「チートゥ」)とエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。
ある日、チートゥの元持ち主であった友人ワン(レイ・ロイ)の債務トラブルが原因で、チートゥが借金の肩の一部として連れ去られる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)を頼る事にする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホァ(グオ・チーリン)を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいた。
チートゥに惚れ込んだ大企業の総裁で馬好きのホー(ユー・ロングァン)が、チートゥを買い取りたいと申し出るがルオは請け合わない。昔ながらの体を張った危険なスタントに固執する父の姿に反発したシャオバオとも溝ができてしまう。結局は裁判で負け、チートゥをホーに譲る事になったルオ。シャオバオルオ。シャオバオは、仕事に命がけで挑むことで家族に愛を伝えようとする不器用な父の為に愛馬を返して欲しいとホーに懇願するが…
「RIDE ON 公式サイト」より
「ライド・オン」感想
以降、ややネタバレを含む感想になります。
スタントマン・ジャッキーチェンの集大成!
現実の世界と映画の世界が混ざったような感覚。 過去作のオマージュや映像は、かなりグッときた。
ジャッキーチェン作品で過去一の感動作品だった!今までは、「プロジェクトBB」。
とまぁここからは「見どころ感想」3つ紹介していきます!
今度の相棒は馬の「チートゥ」
とりあえずチートゥ賢すぎるのよ!
馬なんだけど、人の言葉がわかってるのかってくらい、賢い。
笑ってみせたり、時には主人をバカにしたり、とにかく表現も豊かな馬だった。
そんなチートゥとルオの出会いは、産まれて間もない頃だった。
チートゥは生まれつき足が悪く、殺処分の可能性が高かった。
ルオは、チートゥを見て「俺と来たければ、立ち上がれ」と声を掛ける。
すると産まれて間もないチートゥは奇跡的に立ち上がり、ルオに引き取られることになる。
それからルオは、息子も同然にチートゥを可愛がり、育てていく。
またチートゥとともに、仕事の依頼も入るようになり、無茶をしながらもスタントをこなしていった。
しかしそんなとき問題が起こる。大の馬好きのホー総裁がチートゥに惚れ込み、ルオに買い取りを依頼する。
チートゥは家族も同然のため、ルオは断りをいれる。
それでもホーは、チートゥを諦めず、訴訟を起こすまでに発展していく…。
もうめちゃくちゃ感動した!
ベスト・キッドで嫌な師範代を演じた「ユー・ロングァン」がホー総裁を演じているが、めちゃくちゃ似合う。
すごーい嫌な役を演じていますね…。
結末は書きませんが、途中まで彼が嫌いでした。顔もすごく怖いし。
でもね、ラストは好きになった。かっこよかった。まぁ結末は、劇場で観てくださいな!
父と娘とその彼氏
シャオバオの彼氏が、むちゃくちゃ地味なの。でもキャラクターは100点!
弁護士なりたてで、初の実践を勝訴したルー・ナイホァ。
彼には「両親がいない」シャオバオという恋人がいる。
そんなある日、シャオバオのもとに、数年ぶりに父ルオが現れる。彼は馬の権利をかけて、弁護士を必要としていた。
シャオバオは父を避けようとするが、心配で放っておけなかった。
そこで彼女が代理人となり、恋人のルー・ナイホァに弁護を依頼することになる。
ルー・ナイホァは初めてお父さんに会うため、ド緊張する。
その緊張を煽るようにルオは、彼を問い詰める。よく見る、父のもとにはじめて挨拶に来る風景…。
このシーンが1番笑った(笑)。
2人きりで、シャオバオがいないとき、ルオが豹変する(笑)。
「そんなんじゃ娘を守れない」と弱々しいナイホァへの説教が始まる。
そして武術指導として、「酔拳」でジャッキー・チェンが披露した「馬歩の構え」、膝の上に茶碗を乗せ、腰を落とすポーズ。それを彼に無理やりやらせる。
正直言って、羨ましいレベル。「僕もジャッキーに指導されたい」とこのシーンを観て思いました(笑)。
ジャッキーによる過去作のセルフオマージュ!
ジャッキー・チェンファンは、みんな喜ぶよ、まじで。過去のジャッキー主演の名作シーンで彩られた傑作。
ストーリーの途中途中に登場する、過去作のセルフオマージュを探す楽しさがあった。
僕が発見できたもので11個くらいです。他にもあるかも!
「プロジェクトA」 フィギュア?模型?のようなもの
「フーアムアイ」 インディアンの格好
「酔拳2」 手斧隊
「シャンハイヌーン」 馬の呼び方
「酔拳」茶碗を膝に乗せたポーズ
スタント現場より、台本の名前が「警察故事」(ポリス・ストーリー/香港国際警察の原題)
「ファイナルプロジェクト」アザラシの帽子
「サンダーアーム」服装一式
「ゴージャス」真っ白コーデ
「デッドヒート」マスクを外しての笑顔
「笑拳」写真
などなど。1回しか観てないのでちょっと怪しい。まだあると思います!
また劇中の台詞も過去に、スピルバーグ監督と会った時に、ジャッキー・チェンが残したものが使われていました。
「転んで、飛んで、病院」
これをルオ仕事を妻がシャオバオに説明する時に使用していました!(ちょっと違ったけど)
「アクション。飛んで、病院へ」みたいな感じだったと思う。
とりあえずもう一回みたい作品ですね。新たな発見がありそう!
もちろんストーリーもおもしろいから、ぜひ劇場で観てほしいです!
「ライド・オン」まとめ
一言で、最高でした!!
欲言えば、「ユン・ピョウ」と「サモ・ハン・キンポー」出てほしかったなーー。
そしてまじで、ジャッキーチェン史上、トップクラスの人気作品になったと思う。
まぁあくまで欲を言えばね!(笑)。
十分楽しめるからぜひ劇場へ!
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