【最新映画】「フォールガイ(2024)」あらすじ・キャスト・感想

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フォールガイ アクション

「デヴィッド・リーチ監督」最新作!

映画が主人公が、裏方である「スタントマン」にフォーカスが当てられた作品。

「スタントマン」がメインとなり、デヴィッド・リーチ監督の理想もあって、極力「CGIなど」を用いず、撮影が行われたそうです。

なので基本的に「スタント」は実際に行われています!

とまぁ前置きはこのへんで、いってみよ〜〜

「フォールガイ」スタッフ・キャスト

スタッフ

監督「デヴィッド・リーチ」
初監督作品が「ジョン・ウィック(2014)」で、その後シリーズ通して製作総指揮を務める。
その他「デッドプール2(2018)」「ブレット・トレイン(2022)」などのアクション映画を手掛ける。

脚本「ドリュー・ピアース」
「アイアンマン3」の脚本を務めるほか、デヴィッド・リーチ監督の「ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019)」でも脚本を務めている。

キャスト

主演「ライアン・ゴズリング」
子役としてキャリアをスタートさせ、「きみに読む物語(2004)」のヒットを区切りに、「ラブ・アゲイン(2011)」や「ラ・ラ・ランド(2016)」など多くのヒット作品に出演している。

今作では製作も担当している。

出演者「エミリー・ブラント」
アン・ハサウェイ主演の「プラダを着た悪魔(2006)」でハリウッドデビューし、「クワイエット・プレイス」シリーズや「オッペンハイマー(2023)」などに出演している。

ちなみに「クワイエット・プレイス」の監督ジョン・クラシンスキーは、彼女の「マジ旦那」

「アーロン・テイラー=ジョンソン」
「キック・アス」シリーズで主演を務めるほか、デヴィッド・リーチ監督の「ブレット・トレイン(2022)」などに出演。

「ウィンストン・デューク」
「ブラックパンサー」シリーズ、「アベンジャーズ」シリーズでエムバク役を演じるほか、「アス(2019)」などに出演。

「ジェイソン・モモア」(カメオ出演)
DCEU作品の「ジャスティス・リーグ(2017)」や「アクアマン」シリーズでアーサー・カリー / アクアマン役を演じている。

基本情報

監督デヴィッド・リーチ
原作グレン・A・ラーソン「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」
脚本ドリュー・ピアース
製作デヴィッド・リーチ
ライアン・ゴズリング
ケリー・マコーミック
製作国アメリカ
日本公開日2024年7月24日
上映時間125分
ジャンルアクション/コメディ

「デヴィッド・リーチ」主な監督作品

「ジョン・ウィック(2014)」

初監督作品が、キアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック(2014)」
続編2作品では、製作総指揮を務めている。

「デッドプール2(2018)」

世界興行収入が「7億8000ドル」を突破した、ライアン・レイノルズ主演「デッドプール2(2018)」

「ブレット・トレイン(2022)」

おかしな日本が登場する、ブラッド・ピット主演「ブレット・トレイン(2022)」

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「フォールガイ」主な登場人物

コルト・シーバース…ライアン・ゴズリング

映画界のスター「トム・ライダー」の代役のスタントマン。

映画監督を目指すジュディとは、撮影現場で出会い、交際に発展する。

しかしトムの要望で、スタントの撮り直しをした際に、腰を怪我し、その後行方をくらましてしまう…。

ジョディ・モレノ…エミリー・ブラント

コルトの恋人だが、スタントで怪我をした彼は、行方不明となってしまう。

コルト失踪より18ヶ月後、プロデューサーのゲイルの抜擢により、トム主演の「メタルストーム」で映画監督デビューが決まる。

その時再びスタントマンとして現れたのが、行方不明となっていたコルトだった…。

トム・ライダー…アーロン・テイラー=ジョンソン

ジュディの初監督作品「メタルストーム」で主演を務める。メメントのような記憶力の持ち主。

アクションは絶対にやらず、スタントマンが変わりにやるが、彼らを快く思っていない。

ゲイルに甘えている嫌な奴。悪い連中とつるんでいる。主演映画には無断欠勤が続く…。

ゲイル・メイヤー…ハンナ・ワディンガム

映画界に名が通る、女性プロデューサー。

ジュディを育て上げ、映画監督として抜擢するなど、彼女を全面的にサポートしている。

「フォールガイ」あらすじ

「以降、ネタバレを含むあらすじ・感想になります。」

スタントマン「コルトの挫折」

映画界のスター俳優「トム・ライダー」代役スタントマンとして活躍する「コルト・シーバース」。

彼は映画関係者であるジョディ・モレノとの交際も上手くいき、順風満帆だった。

しかしトムの要望でスタントを撮り直すとき、事故が発生する。

高所からの落下アクションで、後ろ向きに落ちていくスタントを行い、腰に大怪我を負ってしまう。

その後、映画関係者や恋人のジョディにも接触せず、行方不明となってしまう…。

主演俳優「トム・ライダーの失踪」

コルトの大怪我から「18ヶ月後」。彼はレストランの駐車係をしていた。

すると1本の電話がなる。映画プロデューサーのゲイル・メイヤーからだった。

彼女はジョディが、トム主演で初監督を務めることを伝え、「スタントマンとして戻ってこないか」と提案する。

コルトは業界に戻る気はなかったが、ジョディのためにと「スタントマン」への復帰を決意する。

その後、現場に着くと、ジョディにあいさつの機会もなく、すぐさまスタントが行われる。

18ヶ月のブランクでいきなり「キャノンロール」の大アクション。

「砂が柔らかすぎる…」「もう少し待ったほうが…」など言い訳を並べるが、スタント・コーディネーターでコルトの友人のダン・タッカーの喝が入り、車に乗り込む。

するとブランクを感じさせない運転で、見事「8回転半」のキャノンロールをやってのける。

その後、ジョディにあいさつに行くコルトだったが、彼女は彼が「スタントマン」だと知らなかった。

勝手にいなくなったことを根に持っており、怒りをあらわにする。

コルトはジョディが呼んでいると思い込んでいたため、状況がつかめない。

実は、プロデューサーのゲイルがジョディには内緒で、独断でやったことだった。

ゲイルはコルトにもう一つやってもらいたい仕事があったため、コルトを呼び出していた。

その仕事は、無断欠勤と思っていたトムが、失踪してしまっため、彼の捜索をしてほしいという依頼だった。

しかしこれがすべての始まりとなり、コルトは「陰謀」に巻き込まれていく…。

続き本編が気になる方は「ぜひ劇場へ!」

「フォールガイ」感想

ジャッキー・チェンの「ライド・オン(2023)」もそうだけど、スタントマンにフォーカスを当てるのおもろい。

アクション映画が好きな自分としては、かなり面白い映画でした。

映画の撮影現場とか、スタントマンの立ち位置と言うか、立場がすごく表されているなぁと思いました。

命がけでやっているのに、「影」となってしまうのが、スタントマン。

もっとこの映画のように「日の出」に出ていいと思うけどな…。

エンドロールで、スタントマンへの敬意を表すデヴィッド・リーチ監督、とても素晴らしいかったです!

とまぁここからは「見どころ感想」を2つ紹介していきます!(笑)

何度も「火だるまになる」コルト

めちゃくちゃジョディ怨念こもってるw

女性プロデューサーのゲイルからの電話で、ジョディの初監督映画をやることを知り、スタントマン復帰を決意したコルト。

18ヶ月のブランクの中いきなり、車を横転させ回転させるキャノンロールをやってのけた。

ひっくり返った車の中から伸びた手で、「サムズアップポーズ」で合図し、スタントを成功させた。

しかしジョディとの復帰後初対面で、事件が起こる。

実はジョディは、コルトがスタントマン復帰したことを知らなかった。ゲイルが独断で彼を呼び出していたのだ。

そして久しぶりの再開を喜ぶどころか、怒りをあらわにする。

原因となるのが、コルトの「18ヶ月間の失踪。彼は恋人だったジョディにも、何も言葉をかけずに姿を消してた。

ジョディは本気で恋していたが、彼の失踪後は「遊ばれてた」と思い込んで生きていた。

現場が不穏になる中、撮影はコルトがスタントマンとして続けられる。

彼が次に行うスタントは、「火だるま」。全身が炎で包まれる危険なアクション。

コルトはこれも見事に成功させたが、ジョディが納得いかない。

「ノイズが…」「もっとこうした方が…」「セリフを…」などさまざまな理由をつけて、コルトを何度も何度も「火だるま」にする。

18ヶ月間の鬱憤を晴らすように…。

何回もやらしたらダメよ(笑)

最初は「すげー火だるまだー」なのに、何回もやるからスタントの価値がガタ落ちしていく(笑)

後半なんかチョーカットされて、雑な編集(笑)

とにかくジョディが溜まりに溜まっていた怨念を、コルトに遠回しに訴えていく。

しかもジョディは、撮影する映画の「ストーリー」に、上手くはめながら、なおかつ周りにバレないように訴える。

マジでここめちゃくちゃ笑った。燃やされすぎ(笑)。

ぎゅっと詰め込まれた「スタント」

「4人のスタントマン」とともに、ライアン・ゴズリングも参加!

エンドロールまでしっかり観ると、スタントマンへの「愛に溢れた作品」になっていますね。

「スタントマン」と言ってもその人が得意とする「離れ業」がある。

それをしっかりと割り当てた製作陣が素晴らしいです。

「ビル12階の高さからの落下」は「ライアン・ゴズリング」本人が担当。

彼は「映画がリアルになる」という理由で、スタントに参加したそうです。

個人的にライアン・ゴズリングは、スタントをやるイメージがなかったのでビビった(笑)。マジすげぇ。

ちなみにライアン・ゴズリングは、デヴィッド・リーチ監督からスタントを絶賛されている。

「高さ45mのヘリからの落下」には「トロイ・ブラウン」が担当。

まじで超きれいな落下!このシーンが、全部持っていった感じがした。

フォームっていうのかな?本当に美しかった。落ちる前のライアン・ゴズリングの「ファックサイン」もかっこいいのよ!

ちなみにトロイ・ブラウンは父親もスタントマンで、5歳の頃から落下アクションを始めていたらしい…。

大回転!「キャノンロール」には、スタントマンの「ローガン・ホラデイ」が担当。

作中のカーアクションは、彼がスタントを行っていた。その中でもやはり「キャノンロール」は別格

なんてったって「世界ギネス記録」ですから。今までの世界記録が「007/カジノ・ロワイヤル(2006)」の7回転。それを1回転半上回る「8回転半」を記録。

もう「キャノンロール」とか事故やん(笑)エグすぎるよ。車なんかグチャグチャだし、まじで凄すぎ。スタントマンの技術が詰まってるんだろうな…。

ラストのトムをボコボコにするために行う、「車の大ジャンプ」も圧巻だよ!

格闘シーンには「ジャスティン・イートン」

クラブでの格闘シーンは、コルトが薬で「ハイ」になっている状態で戦う

薬が回っている感じを表現した映像と、華麗でキレキレの格闘シーンはすごくかっこよかった

デヴィッド・リーチは「ジャスティン・イートン」の高い技術に、スキルに驚いたそうです!

火だるまやパルクールなどは「ベン・ジェンキン」

先ほど1つ目の見どころ感想で紹介した、何度も何度も行われる「火だるま」スタント。

さらには、「車に轢かれるスタント」を披露しています。

これはクラブでのファイト後のワンシーン。タクシーで逃げた人を、スタントマンらしく轢かれて、車を止める「離れ業」。

まじ交通事故だから。なぜ生きている?(笑)

簡単にやってるように見えるのが、「プロの技」だなと思いました!

「フォールガイ」まとめ

「☆4.5/☆5」。僕は全然嫌いじゃないけど、「ややギャグのクドさ」を感じた(笑)

デヴィッド・リーチ監督の「デッドプール2(2018)」ほどではないけど、近いものがあるかな(笑)。

でもアクション映画が好きな人は、絶対に楽しめる内容になってるから、ぜひ観てほしい!

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