「ドラキュラ」にモデルがいたことを知っているでしょうか。
複数人いるモデルの1人とされる、ハンガリー王国の貴族だった「バートリ・エルジェーベト」。
「血の伯爵夫人」の異名を持つヤベェ連続殺人鬼です。
彼女は、自信が保有するチェイテ城にて、召使に残虐な行為を繰り返し行っていました。
若い女の血が美貌にいいという、わけの分からないことを信じ、「処女の血」を浴槽へ大量に搾り取って、浸かっていたそうです…。
ちょっと怖い話をしましたが、今回はそんながドラキュラにまつわるお話が登場する「ブレイド3」を紹介します!
今作は、全3作品ある「ブレイド」シリーズの最終作品です。
とまぁ前置きはこのへんで、いってみよ〜〜〜!
「ブレイド3」はどんな作品?
「ブレイド」、「ブレイド2」と脚本を担当していた、デヴィッド・S・ゴイヤーが今作では、脚本と製作とともに監督を務めています。
主演は、シリーズ通してウェズリー・スナイプス。彼は、3作品すべて製作も担当しています。
最近では「デッドプール&ウルヴァリン(2024)」でブレイド役で出演。
実に20年ぶりとのことで、ヒュー・ジャックマンの持つ記録を塗り替え、「実写版マーベルキャラクターを演じた俳優」でギネス記録に認定されています!
出演は「テキサス・チェーンソー」などに出演したジェシカ・ビール。
さらには、「デッドプール」シリーズや「フリー・ガイ」などコメディからアクションまでこなす、ライアン・レイノルズが出演。今作撮影のために10キロ以上の増量と筋力アップを行ったそうです。
スタッフ・基本情報
監督 | デヴィッド・S・ゴイヤー |
脚本 | デヴィッド・S・ゴイヤー |
製作 | デヴィッド・S・ゴイヤー リン・ハリス ウェズリー・スナイプス |
原作 | マーベル・コミック「The Tomb of Dracula」 |
製作国 | アメリカ |
日本公開日 | 2005年5月7日 |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | アクション、ホラー |
前作 | ブレイド(1998) ブレイド2(2002) |
「ブレイド3」サブスク配信状況 7社
動画配信サービス | 配信状況 |
---|---|
U-NEXT | ◯ |
Hulu | ◯ |
Netflix | ◯ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
Disney+ | ✕ |
DMM TV | ✕ |
【TSUTAYA DISCAS】 | ○ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
「ブレイド3」主な登場人物
ブレイド…ウェズリー・スナイプス
本作の主人公。ハンターとして、ヴァンパイアと戦う。
ヴァンパイアと人間の混血として生まれた。ヴァンパイアとしての不死身で超人的な能力を持ちながら、日中も外に出ることが出来る。
ヴァンパイアの仕掛けた罠によって、ヴァンパイアではなく、人間を誤って殺害してしまう。
その後ブレイドはメディアに取り上げられ、殺人鬼扱いされてしまう。
ウィスラー…クリス・クリストファーソン
ブレイドの相棒。彼のことを息子同然に思っている。
妻子をヴァンパイアに皆殺しにされた過去を持つ。
しかし愛人の子ども・アビゲイルがいることが後にわかる。
アビゲイル…ジェシカ・ビール
ウィスラーの愛人との間に生まれた娘。
父ウィスラーからブレイドの力になれと言われ、彼に協力をする。
人間で結成されたヴァンパイアハンターチーム「ナイトストーカーズ」のメンバー。
ハンニバル・キング…ライアン・レイノルズ
もともとはヴァンパイア側の奴隷を5年間していた。
その後アビゲイルに助け出され、チームに治療してもらい、ヴァンパイアハンターとして活動している。
基本的に緊張感のないしゃべり方。胸に「FUCK YOU」の文字をはっている。
ドレイク…ドミニク・パーセル
6000〜7000年前に存在した、ヴァンパイアの始祖。
ヴァンパイアのダニカらによって、長い眠りから目を覚ます。
本来の姿は怪物だが、人間の姿にもなれる。ダニカから時代が変わり、新たなハンター・ブレイドの出現を知らされる。
「ブレイド3」あらすじ
アビゲイルやキングら、人間によるヴァンパイア・ハンターの一団と出会ったブレイド。彼らのアジトに足を踏み入れた彼は、ヴァンパイアの始祖ドレイクが復活したことを聞かされる。やがて女吸血鬼ダニカと手を結んだドレイクが、ブレイドたちの前に現れる。
「Filmarks」より
「ブレイド3」感想
以降、ややネタバレを含む感想になります。
ラスボス設定にふさわし、ヴァンパイアの祖・ドラキュラ。
でもやや弱め。なんか絶望感は少なかったかな…。
前作のリーパーズ軍団の方が強い気がする。あっけなさがあった
それでもシリーズ通して魅力的なアクションと登場する武器は、とてもワクワクした。
人間で結成された「ナイトストーカーズ」の発明力と研究はすごい。邪魔者扱いしてたブレイドも認めざるを得ない(笑)。
と、ここら「見どころを2つ」に厳選して紹介していきます!
戦闘スタイルがかっちょいい
序盤は、そこまで差はないんだけど、後半から個性が出てくる!
ブレイドは、オールマイティーな感じ。「剣」はもちろん「銃」や「接近戦」にも強い。
何よりヴァンパイアの力が、存分に暴れまわる。
アビゲイルは、どちらかというと遠距離タイプ(接近戦も強いけど)。
遠距離タイプに見えた理由は、「弓矢」の影響がでかい。刺さると紫外線を発射する特殊な弓がいい。
そして弓矢を構えるアビゲイルが美しくもあり、たくましくもあり、たまらん。
ラストはハンニバル・キング。ライアン・レイノルズ全開のキャラクター(後述)。
10キロ以上の筋肉増量は伊達じゃない。「ザ・アメリカンスタイル」。
まぁ敵も敵で、本業がプロレスラーの「トリプルH」演じるグリムウッド。
パワーとのパワーのぶつかり合いがとても魅力的!
ライアン・レイノルズのキャラクター
お恥ずかしながら、ライアン・レイノルズが出ていることを知りませんでした…。
まぁすぐに分かったけど(笑)。
もう今と変わらない。しゃべり方とか表情とか小ボケな感じとか。
でもこの緊張感のない、アクション系の演技は唯一無二。彼の魅力だと思う。
それでいて、仕事ができたり、強かったりするからギャップですごくかっこよく見える。
「ブレイド3」まとめ
全体的にパワーダウンは否めないかな…。武器とかはパワーアップしているんだけどね…。
ドレイクとの戦闘もっと出来なかったのかな〜。
めちゃくちゃ強いんだよ。ブレイドも赤子のように扱われて、見た目も怪物だし…。
でもあっけないのよ。ブシュって(笑)。
まぁアクションとかは普通に観られるし、それ目当てなら良しとするかな。
かっこよさに「星3☆☆☆」!
コメント