ビバリーヒルズといえば、ロサンゼルス郡に位置する、セレブが集まる世界的に有名な高級住宅街。
ビバリーヒルズ警察が独自に働き、高水準の治安の良さを保っています。
本作は、そんなビバリーヒルズを舞台に、1人の「切れ者で破天荒な刑事」が大暴れする、アクションコメディ映画「ビバリーヒルズ・コップ」をご紹介します!
とまぁ前置きはここらへんで、いってみよ〜〜。
「ビバリーヒルズ・コップ」はどんな作品?
監督は、「セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1993)」やブラッド・ピット主演の「ジョー・ブラックをよろしく(1998)」などを手がけた、「マーティン・ブレスト」。
しかし、ベン・アフレック、ジェニファー・ロペス主演「ジーリ(2003)」で、その年の「最低映画」を決めるゴールデンラズベリー賞で、5部門を受賞してしまう。その後マーティン・ブレストはメガホンを取っていない…。
製作には、ウィル・スミス、マーティン・ローレンス主演の「バッドボーイズ」でも制作を担当し、コンビを組んだ「ドン・シンプソン」、「ジェリー・ブラッカイマー」が起用されている。
主演は、コメディアン、俳優として活躍する「エディ・マーフィ」。「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ全4作品で主演を務める。
ちなみにシリーズ30年ぶりの新作で、4作品目の「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」がNetflixで配信が決定。2024年7月3日配信開始予定。
スタッフ・基本情報
監督 | マーティン・ブレスト |
脚本 | ダニエル・ペトリ・Jr |
製作 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
製作国 | アメリカ |
日本公開日 | 1985年4月27日 |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | アクション、コメディ |
次作 | ビバリーヒルズ・コップ2(1987) |
「ビバリーヒルズ・コップ」サブスク配信状況 7社
動画配信サービス | 配信状況 |
---|---|
U-NEXT | ◯ |
Hulu | ✕ |
Netflix | ✕ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
Disney+ | ✕ |
DMM TV | ✕ |
【TSUTAYA DISCAS】 | ○ |
配信状況は変更の恐れがあります。各サイトで確認をおすすめします!
「ビバリーヒルズ・コップ」主な登場人物
アクセル・フォーリー…エディ・マーフィ
デトロイト警察の刑事。独断捜査が目立つ。破天荒な人物だが、非常に頭が切れる。
親友だったマイキーが目の前で、暗殺される。彼は、旧友のジェニーの紹介で、ビバリーヒルズにある美術品倉庫で働いていた。
アクセルは、犯人を見つけるためにビバリーヒルズで単独捜査に乗り込む。
“ビリー”ウィリアム・ローズウッド…ジャッジ・ラインホルド
素直で真面目なビバリーヒルズ警察の刑事。タガートの相棒。
しかしやや抜けているところがあり、天然発言が結構ある。
アクセルに連れられたストリップクラブでは、彼の言うことを聞き楽しんでいる。
ジョン・タガート…ジョン・アシュトン
ビバリーヒルズ警察の巡査部長。ビリーの相棒。
真面目な性格。アクセルの態度に怒り、腹を殴りつけるなど乱暴な一面がある。
だがその後、徐々にアクセルと打ち解け合っていく。
“ジェニー”ジーネッテ・サマーズ…リサ・アイルバッハー
アクセルとマイキーの旧友。アートディーラーで、ビバリーヒルズに画廊を開いている。
画廊のオーナー、ヴィクター・メイトランドに頼み、マイキーに美術品倉庫の仕事を紹介した人物。
メイトランドを恩人と言う。
ヴィクター・メイトランド… スティーヴン・バーコフ
アメリカでトップクラスのアートディーラー、実業家。
ジェニーの画廊のオーナー。しかしその裏の顔は…。
「ビバリーヒルズ・コップ」あらすじ
エディ・マーフィ主演のシリーズ作品の第1弾。デトロイトの刑事・アクセルは幼馴染と再会するも殺されてしまう。犯人を探すべく、ビバリーヒルズへ乗り込む。型破りな方法で事件解決へ導く刑事を描いたアクションムービー。
「Filmarks」より
「ビバリーヒルズ・コップ」感想
以降、ややネタバレを含む感想になります。
1980年代をすごく楽しめる映画。
アクセルのコミカルだけど、頭が切れるキャラクターが魅力的な1本。
よくそんなに言葉が出てくるなぁと感心しながら観ていました!(笑)。
ストーリーもシンプルで、頭使わずに観られる作品ですね〜!
とまぁここからは、「見どころ感想」を3つ紹介していきます!!
フザケているようで、頭が切れる「アクセルフォーリー」
こういうキャラクターが1番憧れる。
常にお調子者で、デトロイト市警では問題児扱いのアクセルだけど、視野が広くて頭が良い。判断力もピカイチ。
刑事にピッタリの店があると言って、「ストリップクラブ」を紹介しちゃう人だけど、周りが凄く見えている。
例えば、ビバリーヒルズでマイキーについて単独捜査し、有名な実業家のもとに行ったアクセルは、銃の所持でビバリーヒルズ警察に逮捕される。
釈放になるも、ビバリーヒルズ警察にマークされたアクセル。彼は、いち早く警察の尾行に気が付き、車のマフラーにバナナを突っ込み警察の尾行をまく。
さらには尾行していた警察2人を飲みに誘う。デカにおすすめの店と言い「ストリップクラブ」を紹介する。そこへたまたま入店してきた怪しい男2人を強盗と判断し、被害が出る前に取り押さえる。
尾行をまきながら、捜査を続けるアクセルは、保税倉庫でコーヒー豆を発見。
コーヒー豆は、麻薬犬の鼻をごまかす、ニオイ消し手段として使用されることが多く、麻薬が動いていることにいち早く気がつく。などなど。
頭良すぎる。次々と言葉が出てきて、「ハッタリ」「機転を利かせたセリフ」「行動」とどれをとっても気持ちがいい。
メイトランドへの宣戦布告はマジでかっこよかった!
タガートとビリーがおもしろい
ビバリーヒルズ警察のコンビで、アクセルの尾行を担当する。でもアクセルに飲まれていくのが、とてもおもしろい。
最初の出会いは、アクセルがビバリーヒルズ警察に逮捕されたとき。
タガートとビリーが取り調べを担当し、アクセルを殴るなど乱暴をする(ビリーは見てるだけ)。あまりいい出会いではない。
その後、アクセルを尾行するようになるタガートとビリーだが、アクセルに全く敵わない。
彼の推理力、判断力に一目置くようになる。
さらにはビバリーヒルズ警察がアクセルに協力するようになり、黒幕であるメイトランドを追い詰めていく。
なんか観ていて気持ちがいい。周りがアクセルに協力しだしちゃう感じ。
特にビリーはアクセルに染まりやすい。めちゃくちゃ素直。
次作以降にも登場する、タガートとビリーの2人が、またおもしろいんだよね(笑)。
1度聞いたら忘れないBGM「Axel F」
諸所で流れてくる本作のテーマ曲「Axel F」。インストゥルメンタル曲でボーカルのいない曲ですが、めちゃくちゃ耳に残る。
独特のシンセサイザーの音がすごくかっこよくて良いし、これを聴くとアクセルが、車のマフラーにバナナ突っ込むのを思い出す(笑)。
「緊迫感もありつつ、ワクワクする音楽」。このテーマ曲がないと「ビバリーヒルズ・コップ」じゃない。
この曲を手掛けたのは「ハロルド・フォルターメイヤー」。
ドイツの作曲家で、主に映画の音楽を担当している。シンセサイザーやキーボードを使った曲が特徴。
1984年「ビバリーヒルズ・コップ」のサントラが、アメリカビルボード200で1位を獲得。グラミー賞を受賞。
翌年リリースの「Axel F」がアメリカビルボード100で3位にランクイン。
「ビバリーヒルズ・コップ」以外にも、トム・クルーズ主演の「トップガン」シリーズの音楽も手掛けている。
「ビバリーヒルズ・コップ」まとめ
ザ・アクションコメディって感じ。
まぁアクションはそこまでだけど、テンポの良さとかは非常に見やすい。
エディ・マーフィの引き笑いとか細かいところ観ると、すごく楽しめるかな!
続編もあるから、一気観したくなる映画ですね。
今年の7月3日に新作がNetflixで配信予定だから、今のうちに過去作観といたほうが良いかも!
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